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ケア 2026年7月号
特集記事


メカニズム、要因、症状、予防、応急処置
熱中症の基礎知識

 熱中症への警戒が必要な夏本番を迎えた。健康な人でも高温多湿の環境下に留まっているうちに突然発症する恐れがあり、手当てが遅れると重症化して最悪の場合、命を失うこともある。まずは熱中症から身を守る基本行動を心掛けることが大切で、万一具合が悪くなった時は素早く適切な行動をしなければならない。発症の生理的メカニズム、要因、予防や応急処置のポイントなど熱中症に関する基礎知識をまとめた。

 

気候変動で気温上昇 各種データを分析
道内の熱中症リスク

 近年、最高気温が35℃を超える猛暑日や『熱中症警戒アラート』が発出されることも珍しくなくなった北海道。地球温暖化やフェーン現象の多発などの気候変動に加えて、熱や湿気がこもりやすい高気密住宅、全国一低いエアコンの普及率、暑さに弱い道産子の体質など地域特有の事情もあり、熱中症を発症するリスクは高まっている。北海道における熱中症のリスクについて、各種データを分析した。

夏を乗り切る
先人の知恵
 『暑さ寒さも彼岸まで』とは、冬の寒さは春分頃(3月下旬)まで、夏の暑さは秋分頃(9月下旬)までには落ち着くという慣用句だが、最近では秋分を過ぎても真夏日を観測することがあるなど、残暑対策も必要となっている。私たちは立春や立夏、夏至、冬至という言葉を日常的に使っている。これは二十四節気と呼ばれる暦で使われている季節の変わり目を表した言葉。二十四節気や夏の慣用句、ことわざから夏の暮らしの知恵を紐解いてみたい。

物忘れが増えてきたら認知症の予備群?
アルツハイマー病と新薬の効果

 札幌禎心会病院(札幌市東区)は、『アルツハイマー病の新薬《抗体薬》の効果~早く見つけよう認知症~』をテーマに市民公開講座を開いた。同院が参加している治験で確認されたアルツハイマー病の新薬の効果などについて、徳田禎久院長が解説。軽度認知障害(MCI)の段階から早期受診することで、認知症への移行を遅らせることが期待できるようになっていることから、「自分や家族が物忘れや日常生活動作で衰えを感じているならば、すぐに専門医に相談してほしい」と呼び掛けた。

 

『ただのいびき』ではない!
睡眠時無呼吸症候群の怖さとは

 「最近いびきがひどいと言われる」「夜中に何度もトイレに起きる」「しっかり寝たはずなのに昼間眠い」。こうした症状を「年齢のせい」「疲れているだけ」と思っていないだろうか。実はその背景に、睡眠時無呼吸症候群(SAS)が隠れている可能性がある。札幌もいわ徳洲会病院(札幌市中央区)の後平泰信院長に話を聞いた。

 

カラーグラビア/いいMONOみつけた
夏におすすめの入浴剤

 暑い日はシャワーで済ませる方も多いかと思いますが、疲労回復や夏バテ防止には、38度前後のぬるめの湯船に10~15分程度浸かる『微温浴』が効果的です。そこでおすすめなのがクール系の入浴剤。ミントや柑橘系の香りでリラックスし、メントール成分配合で冷感作用を感じることができ、睡眠不足の解消も期待できます。ただし、メントール、エタノール過敏症の方やお肌の弱い方はご注意を。また、入浴前後には脱水予防のためにも水分補給を忘れずに。暑い夏を乗り切る爽やかな入浴法を試してみてはいかがでしょうか。
 取材協力・ハンズ札幌店

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