2024年9月6日
ユマニチュードなど道内外実践例報告 日本介護福祉学会シンポ
日本介護福祉学会大会が札幌市内で開かれ、大会企画シンポジウム「科学的介護が照らす全人的介護への道~科学的介護の具体的取り組みから」では、認知症ケア技法ユマニチュード、ダイバージョナルセラピーの道内外実践事例が報告された。人のぬくもり・思いやり(ヒューマニティ)を大事にしてきた介護と、画一的なイメージのある科学(サイエンス)は相反するものでなく、統合していくことで全人的ケア実現に近づくなど認識を共有した。
住宅型有料ホーム「スリールしあわせ館」 札幌市東区で18日オープン 大蔵商事
札幌市東区で札幌佐藤病院などを運営する医療法人社団大蔵会関連の大蔵商事は、住宅型有料老人ホーム「スリールしあわせ館」を同区伏古10条3丁目で18日にオープンする。同社運営の高齢者向け住宅は10棟目。建物は4階建て全36室で、24時間対応の訪問介護、訪問看護を併設する。
希望叶えるデイ取り組み学ぶ 道デイ協、道老施協が研究協議会
道デイサービスセンター協議会は、研究協議会を札幌市内で開催した。小規模多機能型居宅介護、看護小規模多機能等を運営する、ぐるんとびー(神奈川県)の菅原健介代表(理学療法士)が講演、利用者の希望を叶えるために取り組むデイでの実践事例を紹介した。
高校生介護技術コンテスト 道内6校から18人出場
9回目を迎えた北海道地区高校生介護技術コンテストが北海道医療大(当別町)で開かれ、福祉系学科のある道内高校6校に通う生徒18人が参加し介助スキルを競い合った。
掃除・洗濯・調理、外出手伝い「公的サービスで」が6割
厚労省・社会保障に関する意識調査
厚生労働省が国民を対象に実施した「2022年社会保障に関する意識調査報告書~社会保障における公的・私的サービス」によると、介護保険で一部対象外の「生活援助(掃除・洗濯・買い物・調理など)」「外出の手伝い、送迎・移送」について約6割が公的サービスで提供すべきと考えていた。国民の意識と現行制度とのズレが明らかになった。
栗山町 9月をケアラー推進月間に設定
栗山町は9月をケアラー支援推進月間として独自に設定した。2021年に全国市町村初のケアラー支援条例を制定して施策に取り組む同町。推進月間設定に合わせて映画上映会、講演会などを開催し、町民の理解促進や介護者サポートに向けた機運醸成に努める。
【人物】特養ラスール苗穂リバーサイド(札幌市中央区) 雨宮康平施設長
【連載】●地域包括ケアを実現するために―2040年に繋ぐ診療報酬改定を読み解く=23
札幌西円山病院経営管理部長 大植友樹氏
●ケアマネ受験対策講座=8
北海道ケアマネジメントサポートリンク(けあさぽりんく) 奥田龍人代表理事
●こんなときどうする!? ケアマネジメントのよくある疑問=12
ケアレジェ代表取締役 高松誠氏