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学生呼び込む魅力発信ヒントに
「ワカモノ」福祉人材確保戦略フォーラム 道二十一世紀総研 ほか

2025年2月7日

学生呼び込む魅力発信ヒントに
「ワカモノ」福祉人材確保戦略フォーラム 道二十一世紀総研

 福祉・介護の魅力、地域の魅力を「ワカモノ」にどのように伝えればよいのか。そもそも「ワカモノ」は何を求めているのか―。北海道二十一世紀総合研究所は、地方部でソーシャルワーク実習を経験した学生の声に耳を傾ける、「ワカモノ」福祉人材確保戦略フォーラムを札幌市内で開いた。学生は温かい地元の人との交流を通して、「誰かのためになっている、かけがえのない自分」を感じやすい環境が好印象とし、実習先での就職にも前向き。自治体、関係機関は地方に学生を呼び込む魅力発信のヒントとした。


札幌市西区・合同オレンジカフェ初開催 区役所と地域包括支援センター


 札幌市西区で活動する認知症カフェが集合し区民に取り組みを発信する、「西区合同オレンジカフェ」が同区内で初開催された。地域住民らがコーヒーを味わいながら談笑したほか、楽器演奏を楽しみ体操にも取り組むなど、地域で開かれているカフェに親しんだ。



「時代の流れ読み先手打つ」 施設長研究セミナー 道老施協と道デイ協

 道老人福祉施設協議会と道デイサービスセンター協議会は先駆的な施設経営の在り方を学ぶ施設長研究セミナーを、対面とオンラインを併用し札幌市中央区で開催した。宮崎県都城市を拠点に特養、認知症グループホーム等を運営する社会福祉法人スマイリング・パーク理事長・山田一久氏が職員の幸せ追求、ICT導入といった好循環を生み出す改革の取り組みについて話した。



月給制介護職7月所定内賃金26万5,711円 NCCU24年賃金実態調査

 月給制の介護職の平均月額賃金(所定内給与)は2024年7月時点で26万5,711円、同3月に比べ7,414円(2.9%)引き上げになったと、UAゼンセン日本介護クラフトユニオン(NCCU)の実施した24年賃金実態調査で分かった。24年度介護報酬改定による処遇改善効果はみられるものの、全産業平均との格差は広がる結果となり、6割超が現在の賃金に不満を感じている状況だ。



全国介護職員数が初の減少 212万6,000人 厚労省23年施設・事業所調査

 厚生労働省のまとめた2023年介護サービス施設・事業所調査によると、各介護保険サービスに従事する介護職員数は全国212万6,000人(22年比2万9,000人減)だった。介護保険制度創設2000年度以降、毎年微増傾向にあったが、初めて減少に転じた。要介護(要支援)認定者は年々増加しており700万人に達した。



●医療情報ダイジェスト(姉妹紙・北海道医療新聞紙面から)

【人物】介護ケアマネージャーoffice翔(札幌市西区) 安原有花 管理者

【連載】●地域包括ケアを実現するために―2040年に繋ぐ診療報酬改定を読み解く=41

      札幌西円山病院経営管理部長 大植友樹氏

     ●看取りの介護人類学=4

      日本医療大総合福祉学部教授 林美枝子氏

     ●こんなときどうする!? ケアマネジメントのよくある疑問=30

      ケアレジェ代表取締役 高松誠氏

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