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札幌市西区・地域密着型デイ「Re―Start」
「動き出しは本人から」利用者主体のケア実践 ほか

2024年11月15日

札幌市西区・地域密着型デイ「Re―Start」
「動き出しは本人から」利用者主体のケア実践

 札幌市西区で4月に開設された、Start movementの運営する地域密着型通所介護「Re―Start(リスタート)」は大堀具視代表取締役(作業療法士、ケアマネ)の提唱してきた利用者に接する際の技術と考え方「動き出しは本人から」を理念に掲げ、利用者主体のケアを実践している。先回りの介助を行わず、本人の動き出しを尊重する関わり方を体現する場となっており、利用者の気持ち、姿勢にも前向きな変化が見られるようになってきた。



厚労省検討会が中間整理素案 
業務範囲を明確化、ケアマネジメント注力できる環境整備提言

 厚生労働省は第5回ケアマネジメントに係る諸課題に関する検討会を開き、中間整理素案を提示した。ケアマネ業務の在り方については業務範囲を明確化した上で、本来業務に専念できる環境整備が必要と提言。人材確保・定着に向けては、やりがいだけでなく、他産業に見劣りしない処遇確保を求めるなど、今後の制度見直しに向けてケアマネを取り巻く課題を整理、具体的方向性を示した。



札幌市清田区・星のいえあしりべつ 夕食も提供 
独居高齢者等ニーズ対応

 札幌市清田区の地域密着型通所介護「デイサービスセンター星のいえあしりべつ」は午前11時20分から午後6時半までの時間帯で運営し、昼・夕2食を提供している。独居、高齢者のみ世帯など、食事を十分に摂れない人を支援。併設介護ホテルを活用し介護保険外の宿泊も可能だ。ケアマネ、地域包括支援センターとも連携し、地域のニーズに対応している。



訪問時に火災注意の声掛けを介護事業者向け消防アドバイス講座 
札幌市消防局 

 札幌市消防局は介護事業者向け消防アドバイス講座を開き、消防職員が市内火災傾向を解説した。火災による死者の高齢者割合が高いのを踏まえ、利用者宅を訪問する機会の多いヘルパー、ケアマネをはじめとした介護関係者に対し、たばこ不始末、過度なたこ足配線など、火災につながりそうな危険を見つけた場合は「高齢者へ注意、改善を促す声掛けに協力してほしい」と呼び掛けた。



高齢女性の活動 どう支援? 事例を検討、理解深める 道認知症GH協会

 道認知症グループホーム協会は「寄ってたかって人の幸せを考えよう! 事例検討会」を札幌市内で開催した。テーマは「やる気はあるけど体が思うように動かない方」。90代女性入居者の生活、既往歴、生活態度、入居者との交流といった生活の営みを掘り下げ、女性の活動を支援する手立てについて意見を出し合った。



●医療情報ダイジェスト(姉妹紙・北海道医療新聞紙面から)

【人物】イノカン訪問看護ステーション札幌月寒(札幌市豊平区) 安藤怜央 代表社員

【連載】●地域包括ケアを実現するために―2040年に繋ぐ診療報酬改定を読み解く=32

     札幌西円山病院経営管理部長 大植友樹氏

    ●○(まる)福連携2024 異業種との対話から福祉を探る=3

     一般社団法人福祉システム北海道代表理事 髙橋銀司氏

    ●こんなときどうする!? ケアマネジメントのよくある疑問=20

     ケアレジェ代表取締役 高松誠氏

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