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看取り実施が過半数 
北海道内高齢者向け住宅実態調査 ほか

2023年8月11日

看取り実施が過半数 北海道内高齢者向け住宅実態調査

 北海道内の高齢者向け住宅の過半数が看取りを実施していると、道高齢者向け住宅事業者協会の実施した実態調査アンケートで分かった。一方、現場では医療依存度の高い入居者へのケアに限界を感じており、住宅で看取りを行う場合に「医療との連携、医療措置への対応」「職員教育」が懸案となっている実態も明らかになった。



総務省・1人暮らし高齢者に対する見守り活動調査

 総務省は「一人暮らしの高齢者に対する見守り活動に関する調査」結果をまとめた。独居高齢者増加が見込まれる中、各自治体でそれぞれの地域事情に応じた見守り活動が行われる一方、担い手不足、新型コロナウイルス等感染症拡大への対策の必要性を課題として指摘。行政、地域住民、福祉専門職、民間事業者ら多様な主体による互助、デジタルツール活用、サロン推進など、持続可能な仕組みづくりを提言している。



北海道内高齢化率32.8%=1月1日現在、本紙集計 75歳以上は17.3%

 総務省の公表した住民基本台帳人口に基づき本紙が集計した、1月1日現0.3ポイント上昇の32.8%、75歳以上の後期高齢者比率は0.7ポイント増の17.3%となった。高齢化率の市町村別最高は引き続き夕張市54.1%。50%を上回ったのは22年と同じ6市町。



若年性認知症当事者支える研修会 NPO法人北海道ひまわりの会

 NPO法人北海道若年性認知症の人と家族の会(道ひまわりの会)は当事者を支える研修会を帯広市内で開いた。十勝管内の介護事業所、地域包括支援センター、医療機関などの専門職を対象に軽度認知障害(MCI)のある当事者による体験談や、専門職が連携して支援に取り組んだ事例を発表。出席者80人余りは就労継続や家族との間で当事者が抱える困難、支援の在り方に理解を深めた。研修会は2022年度開始の道若年性認知症総合支援事業。道から事業を受託した同会が、道内各地で開催している。



22年度福祉・医療施設建設費 ユニット型特養平米単価32万7000円

 福祉医療機構(WAM)のまとめた2022年度福祉・医療施設建設費リサーチレポートによると、ユニット型特養の建設費は1平方メートル当たり単価(平米単価)が21年度比1万8000円上昇し32万7000円、定員1人当たり建設費は196万4000円増の1612万1000円。上昇傾向が続いており、いずれも10年度以降で最高額となった。平米単価は全国平均、首都圏ともに10年度以降、上昇傾向が続く。



●つながり・支え合い強調 包摂的地域共生社会掲げる 23年版厚労白書

●全道ホームヘルプサービス研究発表会

●北海道老施協が研究発表会 道内各施設の実践共有

●北海道の高齢者向け住宅実態調査主な集計結果 道高住協資料から


【人物】日本ペップトーク普及協会北海道・東北ブロック(札幌市西区)川内谷順子代表

【連載】●ケアマネ受験講座=6

     北海道ケアマネジメントサポートリンク(けあさぽりんく)奥田龍人代表理事

    ●介護福祉事業所の人事労務戦略室―次世代リーダーを育てる!!=28

     社会保険労務士事務所ロームホーム 及川進代表

    ●いざという時、本当に役立つBCPをつくろう!=休

     奥村中小企業診断士事務所 奥村真一郎氏

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