2024年9月27日
高校生に介護・福祉のやりがい発信
進路選択の参考にしてもらおうと道内の専門職団体、専門学校が高校生を対象に介護・福祉の魅力発信、理解促進に取り組んでいる。座学で専門職の仕事内容、認知症などの知識を伝えるほか、車いす試乗、VR体験を実施することも。仕事のやりがいを伝え介護職や福祉の知識を持つ人材育成に努めている。
札幌平岸高校 4職能団体職業講話「将来の選択肢に」
道介護福祉士会、道社会福祉士会、道精神保健福祉士協会、道医療ソーシャルワーカー協会は職業講話を札幌平岸高校で初めて行った。介護・福祉職を高校生の将来の選択肢に入れてもらおうと、各会正副会長、理事ら8人がそれぞれの専門職の魅力を訴えた。
道介護福祉学校×栗山高校 専門学校と高校連携で人材育成へ
栗山町では、北海道介護福祉学校を核に栗山高校と連携し、介護・福祉を学ぶ人材育成事業を展開している。文部科学省委託事業採択を受け、専門学校と高校が連携して地域社会のニーズに対応できる人材を養成する。8月の合同授業ではVR体験で段差、バス乗車を高齢者目線で体感するなどして、生徒・学生が高齢者の戸惑いや感情へ理解を深めた。
専門職らが「飲み会」雰囲気で連携づくり Fukushi Bar(札幌)
介護、医療、障害の枠を超えて広く福祉に関わる人が交流する、「Fukushi Bar(福祉バー)」が札幌市内で定期的に開催されている。交流会は研修や事例検討会などの後に行われるのが通例。福祉バーは勉強会を伴わない「純粋な飲み会」だ。福祉に従事しているのを共通点に集った客が交流し、情報交換、連携の生まれることで人材確保、新規事業参入といった展開が生まれるなど効果を生んでいる。
北広島に全室2人部屋の住宅型有料ホーム
MT居宅サービス「朝日町椿SOUTH」
札幌市厚別区のMT居宅サービスは、全14室を夫婦や親子で入居できる2人部屋とした住宅型有料老人ホーム「朝日町椿SOUTH」を北広島市内に開設した。マンションタイプでプライバシー保全や感染症対策、24時間看護体制で末期がん等医療依存度の高い人のケアに対応し、看取りも行うなど特色を出している。
●地方の特養等生き残りへ 施設転用、合併も視野 ケアテックス札幌セミナー
【人物】訪問看護Co.Visit(札幌市東区) 平田新管理者
【連載】●地域包括ケアを実現するために―2040年に繋ぐ診療報酬改定を読み解く=26
札幌西円山病院経営管理部長 大植友樹氏
●ケアマネ受験対策講座=11
北海道ケアマネジメントサポートリンク(けあさぽりんく)
奥田龍人代表理事
●こんなときどうする!? ケアマネジメントのよくある疑問=15
ケアレジェ代表取締役 高松誠氏