2024年11月22日
中頓別町が介護人材確保狙い学生ツアー 愛敬園(札幌市)など企画・運営
中頓別町は札幌市内の専門学校から介護福祉士を目指す学生を招き、地域を知る機会を設けることで介護人材確保を図るツアー「なかとんべつ福祉・介護の未来創造セミナー」を開催した。札幌医療秘書福祉専門学校で介護福祉士を目指す2年生15人が訪問。4月から町営に移行した特養長寿園などを見学。社会福祉法人、専門学校、金融機関が連携して、介護人材等不足に悩む自治体を支援する取り組みだ。
室蘭・北斗文化学園が講演会 自立支援介護基本的考え方など解説
学校法人北斗文化学園(本部・室蘭市)は日本自立支援介護・パワーリハ学会顧問で同法人学術顧問の竹内孝仁氏を講師に講演会を札幌市内で開いた。竹内氏は「これからの介護 自立支援介護こそ救世主」と題し、自立支援介護を行うことで高齢者は自身の望む生活を継続でき、特養など施設経営安定にもつながると訴えた。
リハビリジムプライズネス(札幌市西区) 専門職が個別プログラム提供
理学療法士2人で疾患、手術後の歩行困難、加齢に伴う歩行障害を抱える高齢者らへ、個別フィットネスプログラムを提供している。開設から2年を迎え、成田悟志代表取締役(PT、ケアマネ、呼吸療法認定士)は「利用者の症状に合わせたトレーニングを行ってもらうことで、着実な効果を出すことができている」と手応えを語る。
福祉用具の力を発信 ふくし用具機器展inさっぽろ
ふくし用具機器展inさっぽろ2024(通称・ふく展)が札幌市内で開かれた。実行委主催で、今年は47社が出展し介護用ロボット、電動車いすといった福祉用具を展示して情報を発信。来場者が機器への理解を深めた。
道内世帯総数、50年に200万超 20年に比べ18.4%減
国立社会保障・人口問題研究所は、日本の世帯数の都道府県別将来推計を公表した。2050年の道内一般世帯総数は、20年時点246万9000世帯に比べ18.4%減の201万5000世帯。平均世帯人員も20年時点2.04人から50年には東京都と並び全都道府県で最も少ない1.78人と推計。世帯総数に占める65歳以上の単独世帯の割合を見ると、50年には20%を超え、5世帯に1世帯超が独居高齢者となる見通しだ。
●医療情報ダイジェスト(姉妹紙・北海道医療新聞紙面から)
【人物】訪問看護リハビリステーションJiU(札幌市北区) 佐藤航平 代表取締役
【連載】●地域包括ケアを実現するために―2040年に繋ぐ診療報酬改定を読み解く=33
札幌西円山病院経営管理部長 大植友樹氏
●○(まる)福連携2024 異業種との対話から福祉を探る=4
一般社団法人福祉システム北海道代表理事 髙橋銀司氏
●こんなときどうする!? ケアマネジメントのよくある疑問=21
ケアレジェ代表取締役 高松誠氏