2025年5月2日
旭川市・シニアhigh school 学校型デイで青春回顧 交流、認知機能活性化期待
旭川市のLARGOは、地域密着型通所介護「地域密着学校型デイサービス シニアhigh school」(定員10人)を2月に開設した。黒板と机のある事業所内で職員が教師となり、利用者が5教科等を学ぶ。「授業」を通じて学生時代を回想し過去の記憶、経験が引き出され、利用者同士の交流が刺激になり、認知機能活性化、自己肯定感向上を期待する市内初の学校型デイの取り組みだ。
日高町・ワイズパーク富川 デイ活動を動画撮影・発信 利用者に役割意識、生きがい創出
日高町・タカラデポルテの運営する通所介護事業所「リハビリ特化型ワイズパーク富川」(定員20人)は高齢者の日常機能訓練やレクリエーションの様子を撮影して、動画投稿サイトYouTubeで発信。利用者が出演することで生まれる役割意識を重視している。離れて住む利用者家族からも好評で、利用者の介護予防、QOL向上につなげている。
石狩市・民間救急RUN 救急救命士、看護師同乗 医療・福祉ニーズ特化移送サービス
石狩市を拠点に民間救急、介護タクシー事業を展開する「民間救急RUN」は看護師等と連携して医療措置を必要とする利用者ニーズに対応。車両とドライバースタッフを増員するなど、業務を拡大している。救急救命士、看護師ら医療職同乗体制を整えることで転院、医療処置を必要とする人移送など、医療と福祉に特化した移送サービスを提供、安心への要望に応えている。
カスハラ経験3人に1人 日本ケアマネ協会実態調査
日本介護支援専門員協会のまとめた「居宅介護支援事業所に勤務する介護支援専門員のやりがいとカスタマーハラスメントに関する実態調査報告書」によると、「1年間でカスハラを受けた」と答えたのが約34%と3人に1人に上ると分かった。約56%は「ない」と回答した。
【人物】NPO法人レストレーションサポート(札幌市白石区)奥村宣久 代表理事
【連載】●看取りの介護人類学=16
日本医療大総合福祉学部教授 林美枝子氏
●こんなときどうする!? ケアマネジメントのよくある疑問=42
ケアレジェ代表取締役 高松誠氏