2024年5月17日
札幌市東区・付き添いのシエル 通院同行や家事など保険外サービス特化
札幌市東区の「付き添いのシエル」は介護保険外自費サービスに特化した高齢者支援を展開している。いわゆる「制度の隙間」を埋めるもので、スタッフによる通院付き添い、受診時に医師説明を一緒に聞くなどの支援をはじめ、介護保険対象にならない家事依頼に対応する。稚内市の認知症グループホーム入居男性の札幌市内特養入居のため、飛行機に同乗した例もあり、サービス自由度の高さからリピーターも多い。
札幌市東区・トレリハPLUS+、買い物支援兼ねた歩行訓練提供
札幌市手稲区のスーパーセンタートライアル手稲店内に開設された予防専門リハビリセンター「トレリハPLUS+(プラス)」は、機能訓練の一環で利用者が店内で買い物するサービスを提供している。利用者が自分の目で見て選ぶ、買い物の醍醐味(だいごみ)を味わいながら自然な形で日常生活に必要な歩行機能維持・向上につながっている。
道内介護医療院4月開設状況 49施設・定員2820人 本紙集計
道資料に基づく本紙集計によると、道内の介護医療院は4月現在、49施設・定員2,820人。地域包括ケアシステム推進や介護療養型医療施設3月末廃止などに伴い、この1年間で7施設・327人分、新規開設された。移転に合わせ48人分を定員増する施設もあり、全国上位の整備数となっている。
全老健調査 老健8割は看取り対応 10年余で倍増
全国老人保健施設協会のまとめた「老健における人生の最終段階における医療・ケアの提供実態にかかる調査研究事業」報告書によると、回答施設の8割が看取りを行っており、全老健の実施した2011年度調査に比べ10年余りで倍増していると分かった。職員の知識・技術向上のほか、看護職負担増、居室等環境の確保が課題に挙がった。
●ワンダーストレージホールディングス、札幌市南区にサ高住「うるおいの家芸術の森」新設
●札幌市 25年度特養整備事業者公募 定員200人分、24日から受け付け
●医療情報ダイジェスト(姉妹紙・北海道医療新聞紙面から)
【人物】北星学園大(札幌市厚別区) 中村和彦学長
【連載】●地域包括ケアを実現するために―2040年に繋ぐ診療報酬改定を読み解く=10
札幌西円山病院経営管理部長 大植友樹氏
●専門医が教える認知症ケア最前線=12
市立病院前老年内科メモリークリニック(札幌市中央区) 中野正剛院長