2024年10月18日
第27回(24年度)ケアマネ試験受験者数
道内受験者は前回比127人(4.3%)減、2,843人
第27回(2024年度)介護支援専門員実務研修受講試験が13日に全国で一斉に行われた。道内受験者数は26回(23年度)に比べ127人(4.3%)少ない2,843人だった。受験資格要件厳格化などの影響で大幅に落ち込んだ21回(18年度)以降7年続けて3,000人を割っている状況だ。
医療法人社団棕櫚の会(札幌市西区) 住宅型有料「ホサナケアホーム」開設
診療・看護・介護を訪問で一体提供
札幌市西区で機能強化型在宅療養支援診療所ホサナファミリークリニックを運営する医療法人社団棕櫚(しゅろ)の会は同クリニック近隣に住宅型有料老人ホーム「ホサナケアホーム」を開設した。「お医者さんが創った住まい」がコンセプト。訪問診療をはじめ訪問看護、訪問介護を一体的に提供し、医療依存度の高い中重度者も住み慣れた地域で最期まで安心して過ごせる場を目指す。
良質な関係から虐待防止 権利擁護研修会 道認知症GH協会
道認知症グループホーム協会は権利擁護に関する研修会を札幌市内で開いた。グッドライフ代表で同協会会長の宮崎直人氏が講師を務め、認知症高齢者を尊重し信頼関係を築く支援の必要を訴えた。
介養協調査 24年度入学者349人増6,546人 留学生が押し上げ
日本介護福祉士養成施設協会(介養協)は介護福祉士養成施設入学定員充足状況等調査結果を公表した。2024年度入学者数は23年度に比べ349人多い6,546人で、3年ぶりに増加した。外国人留学生が半数に迫り、入学者全体の数を押し上げた。定員充足率(定員数に対する入学者数割合)は過去5年で最も高くなったものの、6割を切っている状況だ。
のんびりできる地域の「縁側」に
住宅型有料老人ホーム「共生ホームいろり」(苫小牧市)
苫小牧市で訪問・通所介護を運営するしろいケアは、2023年3月に住宅型有料老人ホーム「共生ホームいろり」(定員10人)を開設。入居者が自由な活動を尊重し、出入り自由とするなど、地域にも開かれた住環境を提供している。
ヤングケアラー早期発見支援へマニュアル独自作製
関係機関に配布 函館市
函館市は「ヤングケアラー支援マニュアル」を独自に作成した。冊子化し300部を市内全小中学校・高校、放課後児童クラブ、医療機関、地域包括支援センターなどへ月内に配布予定で、ヤングケアラー早期発見・支援につなげる。
●医療情報ダイジェスト(姉妹紙・北海道医療新聞紙面から)
【人物】HITOSORA(ひろそら・札幌市北区) 笹原一人 代表取締役
【連載】●地域包括ケアを実現するために―2040年に繋ぐ診療報酬改定を読み解く=29
札幌西円山病院経営管理部長 大植友樹氏
●こんなときどうする!? ケアマネジメントのよくある疑問=17
ケアレジェ代表取締役 高松誠氏