2024年11月8日
経営理念、全従業員に浸透 高収益体質化、創業から15年連続黒字達成
HTC・臼井宏太郎代表取締役に聞く
札幌市内を中心に通所介護「我が家」など10拠点を展開するHTCは、基本理念「我が家に関わる全ての人を幸せにすること」を、パート職員を含む従業員全員に落とし込む理念経営の徹底で、2009年創業から15年連続で黒字を達成した。介護事業所経営の厳しさが増す中で、「全員参画型経営」による高収益体質を実現する秘けつを臼井宏太郎代表取締役に聞いた。
滝川市チームオレンジ始動から4年目 サロン開設で活躍の場拡大
滝川市は2021年度にチームオレンジを開始。農作業を通じて社会参加につなげるコミュニティ農園「畑楽(はたらく)」や外出機会を提供する「すまいるゴー」などを地域包括支援センターが企画し、チームの活動機会を設けてきた。チームをきっかに23年には、地元短大、看護学校などによる学生ボランティア団体が組織され、チームを取り巻く環境は進展している。24年度は年齢、所属、障害・認知症の有無を超えて誰もが集えるサロン「エルア」を新規開設し、チームとして運営に携わるなど、認知症になっても暮らしやすい地域づくりは深化している。
介護・医療の連携強化 手稲ふれあいフェスティバル、5年ぶり再開
5年ぶりの開催となる第24回手稲ふれあいフェスティバルが、札幌市手稲区の区民センターを主会場に2日間の日程で開かれた。施設見学会や医師による講演会を通して、住民対象に介護、医療への理解を深めてもらう取り組みは2019年を最後に、コロナ禍で中断。空白期間と実行委員会メンバー入れ替わりなどを乗り越え、再開が実現した。
「動き出し」生かす介助学ぶ 道ヘルプ協研修
道ホームヘルプサービス協議会は全道ヘルパー研修を札幌市中央区で開催した。認知症ケアに関する基礎知識を確認したほか、本人の「動き出し」を尊重、生かした介助のポイントなどを学んだ。
研修は訪問介護職に必要な知識、技術習得が目的。スタートムーブメントの大堀具視代表(作業療法士、ケアマネ)が「動き出しは本人から」をテーマに講義と演習を行った。
●社労士事務所テラス(札幌市北区) カスハラ予防ポスター・チラシ作製
●医療情報ダイジェスト(姉妹紙・北海道医療新聞紙面から)
【人物】介護保険外サービスHalelea(札幌市南区) 桑尾央惠 代表
【連載】●地域包括ケアを実現するために―2040年に繋ぐ診療報酬改定を読み解く=31
札幌西円山病院経営管理部長 大植友樹氏
●○(まる)福連携2024 異業種との対話から福祉を探る=2
一般社団法人福祉システム北海道代表理事 髙橋銀司
●こんなときどうする!? ケアマネジメントのよくある疑問=19
ケアレジェ代表取締役 高松誠氏