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「介護者を孤独にしないで」 
JR東海認知症事故遺族 高井氏講演
栗山町ケアラー支援推進月間事業 ほか

2025年10月17日

「介護者を孤独にしないで」 JR東海認知症事故遺族 高井氏講演
栗山町ケアラー支援推進月間事業

  認知症の父親が鉄道事故で亡くなったことで、鉄道会社から損害賠償を求められた「JR東海認知症事故裁判」の遺族、高井隆一氏を招いたケアラー支援講演会が栗山町内で開かれた。高井氏は父の介護や最高裁で逆転勝訴に至った経緯を振り返りながら、自身の介護経験を踏まえて「介護者を孤独にしないで」と地域で支えるよう訴えた。



高齢者、障害者ら多様ニーズ対応 開設から1年半 
介護ホテル「星のやど」(札幌市清田区)

 札幌市清田区の流星が介護ホテル「星のやど」を開設して1年半経過した。併設する通所介護利用者の泊まりのほか、身体障害者、一般宿泊客など多様なニーズに対応、1週間程度の長期利用もあるなど、保険外サービスとして収益確保の見通しが立ち始めた。今後は旅行代理店とも協議の上で商品開発に向けた準備も進めている。



交流と見守りでQOL向上図る 住宅型有料ホームカノア マーファが札幌・東区に開設

  札幌市白石区を拠点に同市東区、石狩市で有料老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅等を運営するマーファは、東区東苗穂で新たに住宅型有料老人ホームカノア(14室)を9月に開設した。建物は木造一部2階建ての平屋部分を中心に認知症グループホームのような構造、利用者、介護職の距離の近さから交流を生み、QOL向上を図る。



排泄支援こそ社会復帰支援 リブドゥコーポレーション、日本ケアサプライが札幌で

  介護用品製造・販売のリブドゥコーポレーションと、日本ケアサプライは「排泄ケアの視点を学べる介護職向けセミナー」を札幌市内で開いた。講演した日本ケアマネジメント学会の白木裕子副理事長(フジケア取締役社長)は「排泄にトラブルがあると、認知症予防に大切な社会活動参加が妨げられやすい。排泄支援こそが、社会復帰支援につながる」と強調した。



デイで骨密度測定会 スノーミルクとエス・エム・エス共催 札幌市中央区

  雪印メグミルク特約店のスノーミルク(札幌市西区)はデイサービス我が家円山公園(同市中央区)を会場に骨密度測定会を開き、骨粗鬆症予防に向けた生活習慣改善を呼び掛けた。介護・障害福祉事業者向け経営支援サービス「カイポケ」を手掛けるエス・エム・エス(東京都港区)が共催。



【人物】介護保険外サービスHARE.LIFE(札幌市中央区)林 知栄責任者

【連載】●看取りの介護人類学=33

      日本医療大総合福祉学部教授 林美枝子氏

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