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いつもの日常、新しい改革へ一歩ずつ

2023年8月13日

第1部 いつもの日常、新しい改革へ一歩ずつ


 3年半という長い年月にわたり、医療機関、地域住民が苦闘を続けてきた新型コロナウイルス感染症がこの春、感染症法上の5類に移行した。まだ予断は許さないものの、万全な感染対策の下、ウィズコロナの新しい社会活動、いつもの日常の生活が当たり前の光景に戻りつつある。

 本道でも、次期の医療計画、介護保険事業(支援)計画、障害福祉計画などの策定作業が進められる一方、国の審議会等では診療報酬等の2024年度トリプル改定に向けた議論が本格化している。地域医療構想、公的病院経営強化プラン、働き方改革の取り組みも待ったなしだ。

 夏季特集号では、地域医療連携推進法人の設立に向けて取り組む広域紋別病院、地域の拠点として医療提供体制強化に力を注ぐ市立函館病院、市立旭川病院、日鋼記念病院の姿を追った。また全国のホスピス緩和ケアをリードする札幌南徳洲会病院、地域医療を高めるチャレンジに奮闘する渡邉医院を取材。和衷協同では医療・介護・福祉のまちづくりを展開する済生会小樽病院に焦点を当てた。


2面 広域紋別病院 新設立の地域医療連携推進法人の中核を担う

          地域ニーズに応え、回復期病棟整備へ

   市立旭川病院 市内先陣でコロナ対応 市民評価、職員は働きがい

3面 市立函館病院 道南医療の最後のとりで 業種をカバーで負担減

   日鋼記念病院 地域を支える周産期・歯科口腔外科

          育児や歯科開業医まで幅広くフォロー

4面 札幌南徳洲会病院(清田区) 総合診療とホスピスの新しい風

                 認知症、在宅、予防医療にも広く対応

   渡邉医院(胆振管内安平町) 先を読む姿勢でへき地医療推進 

                 地域での後進育成支援も

5面 和衷協同 済生会小樽病院 



第2部・第3部 緑陰随想

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