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ドクターバンク推進事業24年度
医師紹介成立は内科10人と倍増 ほか

2025年7月14日

ドクターバンク推進事業24年度 医師紹介成立は内科10人と倍増 

  道地域医療振興財団がまとめた2024年度ドクターバンク推進事業の実施概要によると、常勤医の紹介成立は前年度より5人増の10人で、すべて内科(全員道内)、3年ぶりの2ケタになった。短期派遣支援回数は1049回で12.4%減、延べ日数は3332日で4.9%ダウン。派遣医師数は3人減の55人となっている。



浜頓別町国保 新病院オープン 回復期機能の充実、災害対応強化も

  宗谷管内の浜頓別町国保病院(40床)が新築移転し、6月23日から診療を開始した。感染症対応や動線分離、災害時の電源確保など、安全性と機能性を高めた設計が特徴。地域の中核医療機関として、新たな一歩を踏み出した。



カレス記念 スーパーセル看護 
病室まで10歩以内に拠点 全床個室でも寄り添う看護

  札幌市東区のカレス記念病院(大城辰美理事長、浅香正博院長・320床)は、4月の移転新築オープンに合わせて、全ての病棟で独自のスーパーセル看護方式を導入した。急性期病院であり、かつ全床個室という環境の中で、患者に寄り添う看護の実現だけでなく、時間外勤務の削減、効率的な新人教育など、さまざまな効果を生んでおり、看護学生からの見学希望が増えているという。



全自病道ブロック会議 望月会長 骨太方針の実効を強く要望
24年度決算 9割以上の自治体病院が赤字

  全自病北海道ブロック会議が札幌市で開かれた。望月泉全自病会長はあいさつで、9割以上の自治体病院が2024年度決算で赤字見込みとなっており、諸物価高騰などで病院経費が上昇、特に人件費上昇分はベースアップ評価料では賄えないと厳しい経営状況を説明。社会情勢を鑑みた的確な対応を図るとの方向性が示された骨太方針2025では、「12月の大臣折衝で26年度診療報酬の総額が決まるが、骨太方針が実効されないと何の意味もない。強く要望活動をしていきたい」と強調。また日病協実務者会議で、10月改選となる中医協の委員候補に小阪真二副会長が選出されたことも報告。「公がしっかりしやらないと、医療が傾く」と話し、邉見公雄名誉会長以来の公立病院からの委員出席に期待を寄せた。



道内初の社会福祉連携推進法人「ルピナス」 旭川たいせつ福祉会と旭川小泉福祉会が設立
実務者レベル合同研修、育成など相乗効果期待

 

  旭川市内で事業展開する社会福祉法人、旭川たいせつ福祉会と旭川小泉福祉会は道内初認定となる社会福祉連携推進法人ルピナスを設立した。2040年を見据えた長期的視野で互いのノウハウを共有し、共に成長できると両法人の思いが一致した。初事業として6月下旬には実務者レベルで合同研修を開き、今後も継続した交流を通して人材育成、意欲向上など相乗効果に期待する。



報酬改定調査入院外来分科会
回復期リハ1・2 重症患者4~5割 療養病棟 経腸栄養管理加算1割未満

  厚生労働省の中医協診療報酬調査専門組織「入院・外来医療等の調査・評価分科会」で報告された調査結果によると、回復期リハビリ病棟の病床数は直近10年で約1.4倍に増加。地域包括ケア病棟と要介護度や認知症高齢者の日常生活自立度の分布が類似、入棟患者は介護度が重くなるのに従い、FIM利得が減少、特に要介護度4、5は比較的小さいことなどが報告された。



●特定機能病院「発展的基準」を要件追加 厚労省検討会

  大学病院本院は医師派遣機能等求める

●天使 救急科を新設 小児・成人問わず幅広い対応へ

●「からだサポート外来」 旭医大病院 8月から開設

●北大・千見寺教授ら研究G CLEの病態形成に細胞老化が関与 新たな治療法開発に期待

●豊生会 食事昼夜食後のむせ、のど詰まり解消 飲み込みサポートセンター運用

●自治体検診DXを見据え がん検診情報の一体的管理へ

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