top of page

メディカルウイングの全国展開を後押し
地域医療構想データ分析 アドバイザー新参画 
道総医協総会3専門委報告 ほか

2025年8月25日

メディカルウイングの全国展開を後押し
地域医療構想データ分析 アドバイザー新参画 
道総医協総会3専門委報告

  道総医協(会長・松家治道道医会長)総会が開かれ、救急医療、地域医療、地域保健の3専門委員会における2025年度の協議予定事項を報告したほか、全国に先駆けて17年7月から運行しているメディカルウイング(患者搬送固定翼機運航事業)について、本道から本州に向けて運航が可能なものの、道外からの患者受け入れができないため、全国展開に向けた事業取り組みができるよう国に相談しており、関係機関への働きかけを強めていく考えを示した。



自治体病院9割、24年度決算赤字に 経常損失86%、医業損失95%と過去最悪

  全国自治体病院協議会は、2024年度決算で経常損失を生じた会員病院は86%、医業損失は95%に上り、約9割の自治体病院が赤字決算という過去最悪の経営状況だったとの調査結果を報告した。感染症指定医療機関は94%、へき地医療拠点病院は90%、災害拠点病院は94%、不採算地区中核病院は92%、救命救急センターは93%が赤字だった。



日本遺伝カウンセリング学会 領域横断的な連携の診療の実際
世代や専門分野を越えた支援と課題

  第49回日本遺伝カウンセリング学会学術集会(会長:山田崇弘北大病院臨床遺伝子診療部教授)が8月1〜3日の3日間、札幌市中央区のカナモトホールで開かれた。シンポジウム「領域横断的な連携の実際:遺伝腫瘍について」では、小児がんやHBOC(遺伝性乳がん卵巣がん症候群)、神経皮膚症候群、網膜芽細胞腫など、がんと遺伝に関わる複数の領域から、世代や専門分野を越えた診療連携のあり方が議論された。



コミュニティ苫小牧 会議文字起こし、ヒヤリハット報告書など 文書作成にAI導入

  介護現場とAIの「付き合い方」には、どのような形があるだろうか。苫小牧市内で通所介護事業所、住宅型有料老人ホーム等を運営するコミュニティ苫小牧は文書作成などにAIを活用、事務作業を効率化した。スマートフォンと連動したトレーニング機器を機能訓練に活用するなど、DX化も推進している。関係者は「DX化は、あくまで手段。目的は利用者とのコミュニケーションを密にし、より良いケアを実現すること」と話す。



●新たな地域医療構想策定ガイドライン 人口規模別医療機関機能、従事者確保も

●市立札幌25年度予算 13億6000万円赤字の見通し 次期中期経営計画策定へコンサル委託

●札医大 第3期中期目標「概ね達成」 診療機能改善、臨床研修の充実

●つながりと学びを成長へ わがごと・まるごと・つながり研修会 宏友会、愛敬園など合同開催

bottom of page