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問われる医療の在り方
強みを生かして試練に立ち向かう

2025年8月11日

  2026年度診療報酬改定が近づいているなか、改善の兆しが見えない人件費や材料費の高騰、コロナ禍から回復しない患者数など、病院経営は試練が続いている。

  夏季特集号では、そうした逆境の中で、マルチタスク型地域医療医の育成を図り、持続可能な地域医療医配置を目指す旭医大の取り組みに注目。札幌白石記念病院での独自の「コマンドセンター」を開発・運用による、限られたリソースでの最適な病棟運営について取材した。

  高度医療を担いながらも、病床稼働率アップなど、増収に向けた体制強化を図る札医大病院、24年度診療報酬改定の目玉の一つ、地域包括医療病棟を道内でいち早く算定した森山病院の現状、新棟建設を進めると同時に、補完的連携で地域医療の構築を図る市立釧路総合病院、指定管理という形でそれぞれの強み生かした地域完結医療の実現を図る北見赤十字病院と道立北見病院を紹介する。

  また、中医協分科会委員の牧野憲一旭川赤十字病院名誉院長に、次期診療報酬改定に向けた個別項目の方向性などをインタビューした。


2面  旭医大(旭川市)

    白石記念病院(札幌市白石区)

3面  森山病院(旭川市)

    札医大病院(札幌市中央区)

4面  市立釧路総合病院

    牧野健一・中医協分科会委員インタビュー

5面  北見赤十字病院

    道立北見病院

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