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室蘭3病院再編 高度・急性期に製鉄記念
回復・慢性期は日鋼記念、市立が担う ほか

2024年11月18日

室蘭3病院再編 高度・急性期に製鉄記念
回復・慢性期は日鋼記念、市立が担う

 室蘭市は「地域医療連携・再編等推進協議会」を開き、市内3総合病院の今後の医療機関体制の考え方について公表した。市内高度急性期・急性期医療は製鉄記念室蘭病院(松木高雪理事長、前田征洋院長・347床)に段階的に集約。比較的軽度な急性期医療、回復期・慢性期機能、在宅や介護などについては、日鋼記念病院(有賀正理事長、高橋弘昌院長・348床)と市立室蘭総合病院(新井一事業管理者、髙橋典之院長・527床)が担うことで合意した。今後は、両病院で役割や機能分担に関する協議を行っていく。



札幌東徳洲会 アミロイドPET検査開催
他施設での認知症治療をサポート

 札幌市東区の札幌東徳洲会病院(山崎誠治院長・336床)は、アミロイドPET検査を開始した。同検査は認知症治療薬レカネバブの適用条件となっており、他施設での治療をサポートしていくため、今後、地域連携を強化していく。



開西 外来看護師ストレス実態調査 コーピング実践でパフォーマンス向上

 帯広市の開西病院(細川吉博理事長・196床)、看護部外来は対象にストレス実態調査を実施。アンガーマネジメントやコーピングの実践方法を学ぶことで、ストレス対処法を身に付け、仕事のパフォーマンスやモチベーション向上につなげていきたい考えだ。



デジタル医工セミナー AIによる疾病構造予測 レセプト医療圏分析紹介

 札医大と室工大は、デジタル医工セミナーを札医大講堂で開催。室工大工学研究科の小笠原克彦教授(北大保健科学研究院教授)が、「北海道の地域医療を変革するデータヘルス・医療情報」をテーマに、本道の国保や後期高齢者のレセプトからの医療圏分析、AIによる疾病構造の将来予測の取り組みについて紹介した。



経営理念、全従業員に浸透 高収益体質化、創業から15年連続黒字達成
HTC・臼井宏太郎代表取締役に聞く

 札幌市内を中心に通所介護「我が家」など10拠点を展開するHTCは、基本理念「我が家に関わる全ての人を幸せにすること」を、パート職員を含む従業員全員に落とし込む理念経営の徹底で、2009年創業から15年連続で黒字を達成した。介護事業所経営の厳しさが増す中で、「全員参画型経営」による高収益体質を実現する秘けつを臼井宏太郎代表取締役に聞いた。



病院に対する満足度 外来63.7%、入院67.3%やや低下─受療行動23年調査

 厚生労働省の2023年度受療行動調査結果によると、病院に対する「満足度」は、外来をみると満足63.7%(前回20年調査64.7%)、普通29.4%(29.1%)、不満4.4%、(3.8%)、入院は67.3%(69.4%)、22.8%(21.6%)、5.3%(4.5%)と、外来、入院とも前回調査より満足度が低下していた。



●高齢者救急、急性期拠点など 医療機関機能報告 4つを新設─新たな地域医療構想で

●札幌清田 診療介助者を医師事務補助者に タスクシフトで効率化、チーム医療推進

●上士幌町田岡さん メンタルヘルスサポートサロン「○まる」起業

●武田財団 道内研究13件採択

●滝川市チームオレンジ始動から4年目 サロン開設で活躍の場拡大

●過去最多の報告数─評価機構医療事故23年報 

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