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賃金増率1.2%達成へ 医科診療所向けに8段階の追加評価 
訪看STは18段階 ほか

2024年1月29日

賃金増率1.2%達成へ 医科診療所向けに8段階の追加評価 訪看STは18段階

 中医協診療報酬調査専門組織「入院・外来医療等の調査・評価分科会」が開かれた。医療機関等における職員の賃上げについて、賃金が不足している施設におけるシミュレーションで、医科診療所(無床)や訪問看護ステーションにおけるシミュレーションの追加分析結果が示された。診療所については、8段階の追加の評価を設けることで、賃金増率が1.2%に満たない医療機関に対するさらなる補填が可能となる一方、委員からは「もらい過ぎ」施設への対応が課題として挙げられた。



能登半島地震の支援へ 札医大病院DMAT拠点本部の立ち上げ
避難フロー、新たなSCU設置も

 能登半島地震の被災者支援へ、本道からDMAT28チーム(21日現在)が派遣された。第1班として札医大病院(土橋和文院長・922床)DMATチームは、公立能登総合病院(七尾市)を拠点として、避難所、高齢・障害等施設などのスクリーニング、医療ニーズの抽出を行う一方、珠洲市DMAT活動拠点本部の立ち上げに関わり、病気から守りケアする一時受け入れのSCUの設置、避難フローに当たるなど、全国から派遣されたDMATの診療と搬送が円滑にできるよう調整し、医療救護の統括業務に携わった。



札幌東徳洲会DMAT 現地まで救急車で移動 北国の経験生かし患者搬送

 1日に発生した能登半島地震は、石川県志賀町で震度7を観測。さらに震源地を中心に日本海沿岸各地に津波をもたらした。徐々に明らかになってきた被害は甚大で、16日時点での住宅被害は全壊が398棟、半壊は680棟。死者は222人(うち関連死14人)となっている。被災地には、各都道府県から災害派遣医療チームDMATの派遣が続いており、本道からも16日時点で計18チームが現地入りして、被災地での各種医療支援等を行っている。

 札幌東徳洲会病院(山崎誠治院長・336床)は、7日に出動要請を受け、その日のうちにメンバーを招集し、現地に向かった。被災地での活動を通して、どのような課題があったのか、今後の被災地医療にどうつながっていくのか、現地で活動したメンバーに話を聞いた。



手稲渓仁会 輪郭探知機ボクセラン導入 治療前の線引き不要で負担軽減

 手稲区の手稲渓仁会病院(成田吉明理事長、古田康院長・670床)は、トモセラピーに輪郭探知器ボクセランを導入。従来のように患者の身体に照射位置決めのための線引きが必要なくなり、患者の負担軽減につながっている。導入から4年間にわたって、治療の正確性、スタッフの技術習得などを検証。治療の安全性、確実性に問題が無いとして、トモセラピー治療全例で線引きを廃止した。



22年度高齢者虐待対応状況調査=厚労省
介護職員による事例、相談・通報ともに過去最多

 厚生労働省のまとめた2022年度高齢者虐待対応状況全国調査によると、介護施設従事者らによる虐待と判断された事例は856件(21年度比15.8%増)で2年連続増加した。相談・通報件数は2795件(同16.9%増)となり、いずれも調査を開始した07年度以降最多だった。



●新たな感染症危機への方向性 柔軟、機動的対応への備え強化─道 新型コロナ検証報告

●市立札幌DMAT 搬送調整や避難所巡回 自らの車で患者搬送も

●札薬主催「第11回薬物乱用防止キャンペーン」 2月23日FMラジオ特別番組で放送

●よしだ整形外科 永久磁石式オープンMRI導入 脳梗塞早期診断も

●恵庭・優楽屋 おしゃべりサロン・わくわくサロン 能登半島被災地のため雑巾づくり

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