2022年5月22日
道保健福祉部関係23年度国への要望
医療の確保、医療職の養成確保など13項目
道は、2023年度の国の施策及び予算に関する提案について、保健福祉部関係の重点要望として「誰もが安心できる医療の確保」「地域に必要な医師・看護職員の養成・確保」「高齢者がいきいきと健康に暮らすことのできる地域づくり」「感染症拡大防止対策の充実・強化」「少子化対策及び子どもの貧困対策の抜本的な強化・拡充」─の5項目、一般要望は8項目の提出を予定している。
DPC病院 平均在院日数が延伸 病床利用率が大幅減
厚生労働省がまとめたDPC導入の影響評価に関する退院患者調査結果によると、新型コロナウイルス感染症禍が始まった2020年度の平均在院日数は、各群いずれも短縮傾向から延伸に転じ、大学病院本院群12.25日(前年度比0.04日延伸)、特定病院群11.46日(0.09日延伸)、標準病院群11.99日(0.22日延伸)となった。
岩見沢市新病院建設地 北海道中央労災用地に決定
9月までに基本計画策定
岩見沢市は、岩見沢市立総合病院(小倉滋明院長・484床)と北海道中央労災病院(大塚義紀院長・199床)の機能集約・再編統合による新病院の建設地として、北海道中央労災病院用地とすることを決定した。
次代の病院経営人材を育成
HUHMAプログラム22年度から樽商大移管
北大保健科学院で2018年度に開講された履修証明プログラム「病院経営アドミニストレーター育成(HUHMA)プログラム」は、22年度から小樽商大ビジネススクール(専門職大学院)が主幹校になり、北大保健科学研究院が協力して継続されることになった。これまでの4年間に道内医療機関に勤務する65人が全科目を修了し、学んだ知識等を生かしてそれぞれの施設などで活躍している。7月開講予定の22年度プログラムの受講生募集は5月30日~6月15日に行う。
●医師偏在対策や指標見直しなど協議 不足地域へ1500人余りの医師を派遣
●第8次医療計画策定へ 救急医療のあり方議論を開始
●札幌南一条 皮膚観察でキャンペーン実施 連携強化で褥瘡減少
●課題解決能力を醸成 シンポで上村氏ら講演