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道内保健所別10万対医師数 格差は20年より拡大
減少11、増加18、変動なし1 ほか

2024年5月6日

道内保健所別10万対医師数 格差は20年より拡大
減少11、増加18、変動なし1

 道がまとめた2022年の道内医師数の人口10万対は264.8で、前回(20年度)調査に比べて2.0増えた。従事地による保健所別にみると、減少が11、増加が18、変動なしが1。一番多かった札幌市が353.6、低いのは上川の56.8で、その格差は290.0から296.8とさらに広がった。



市立美唄 新病院7日開設 75床で運営、地ケア病床増

 市立美唄病院(松江弘一事業管理者・白松文彦院長)は建て替え工事が終了し、7日、新病院をオープンする。人口減少を見据えて病床数を98床から75床にダウンサイジング。今後も5年ごとに病床と機能を見直す。在宅医療へのシフトを想定し、地域包括ケア病床を増やすとともに療養病床を減らし、15年後には全床地ケア60床のビジョンを描く。



道内養成施設受験者が減少傾向 23年度は5年前の6割水準
─道看護教育施設協

 道看護教育施設協議会(金子明会長)の調査によると、道内看護師養成施設の受験者数が減少傾向となっている。すでに看護師の偏在によって、地方での看護師不足が大きな課題となっているが、今後、さらなる人材確保困難が予想されると、同協議会では危機感を募らせている。



道内介護保険サービス指定施設・事業所
訪問看護61件増 道資料基に本紙集計

 道資料に基づく本紙の集計によると、2023年度に道内で新たに介護保険サービス指定を受けた施設・事業所(介護予防を除く)は479件に上り、廃止・辞退415件を差し引いた施設・事業所数は3月31日時点で1万78件となった。内訳は居宅サービス・施設7221、地域密着型サービス2857。サービス種別の増減を見ると、プラス幅の最も大きいのが訪問看護61件、次いで訪問介護14件。居宅介護支援20件マイナスが目を引き、近年の減少傾向が続く。



かかりつけ医療機関への期待 地域医療の「情報連携の要」に
─全日病が調査提言

 全日病が公表した「かかりつけ医と多職種連携に関する調査研究」によると、かかりつけ医療機関には在宅看取りに必要な診療、報告・相談がしやすい雰囲気、今後の見通しに関する医学的な見立てなどが期待されており、地域の医療・介護連携のネックとして、「連携に必要な人員の不足」「ICTの導入や使いこなす知識不足」を挙げる声が多かった。



●大学特別枠設置、たすきがけ研修推進を 文科省検討会

 大学病院魅力向上へ試案提示

●札幌孝仁会記念病院 透析患者のTAVI実施施設へ 低侵襲治療の選択拡充

●日看協 病院看護実態調査 22年度正規雇用離職率11.8%

●高齢者の住宅、土地等売却サポート 富士ライフサポート・虹の家不動産

●医療機関の休廃業・解散 23年度709件 過去最多─帝国DB

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