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道内小児科医 24年440.9人と2.9%減少
入院児4万5780人、1割が長期入院 ほか

2025年5月19日

道内小児科医 24年440.9人と2.9%減少 入院児4万5780人、1割が長期入院

  道内における2024年の小児科医師数は、常勤医師が351.0人、非常勤医師が89.9人で、計440.9人となっており、前年度より2.9%、13.3人減少したことが道総医協地域医療専門委員会在宅医療小委員会で報告された。全道137施設の状況を調査、24年4月1日現在の小児科入院数は4万5780人に上り、このうち長期期入院は約1割に当たる509人となっていた。



上富良野町立 移転新築オープン
感染・災害対策を強化 地中熱ヒートポンプで熱源7割確保

  上川管内の上富良野町立病院(白田克美院長・39床)は、病院南側で移転新築工事を進めていた新病院が完成、外来診療を開始した。機能性を高めた業務動線の確保や感染・災害対策といった機能の充実に加え、外来待合いスペースや介護医療院の居室などに大きな窓を採用するなど、快適性にも考慮した。



傾聴・対話で透析患者の自己決定支援
社会資源等の情報を提供 KKR札幌医療センター

  札幌市豊平区のKKR札幌医療センター(磯部宏院長・410床)は、血液浄化センターの板垣佳奈看護主任が中心となり、透析患者の思いを大事にした看護を実践。セルフ管理が困難な患者への介入から転院までの関わりについて、エンパワーメント理論の手法を用いて分析したところ、傾聴や対話を繰り返して関係性を構築、自己決定支援する重要性を再確認した。



好中球とNETsの役割を総説 腎内細胞と相互作用
新治療法開発に期待 北大・石津教授らの研究G

  北大保健科学研究院病態解析学分野の石津明洋教授らの研究グループは、腎疾患における好中球と好中球細胞外トラップ(NETs)の役割についての総説を発表。好中球にはさまざまなサブタイプがあることや、腎内に浸潤した好中球から放出されたNETsが腎内の細胞と相互作用し、組織損傷や炎症を拡大することなどを明確にした。研究内容はNature Reviews Nephrology誌にオンライン掲載された。



学校型デイで青春回顧 交流、認知機能活性化期待
旭川市・シニアhigh school

 

  旭川市のLARGOは、地域密着型通所介護「地域密着学校型デイサービス シニアhigh school」(定員10人)を2月に開設した。黒板と机のある事業所内で職員が教師となり、利用者が5教科等を学ぶ。「授業」を通じて学生時代を回想し過去の記憶、経験が引き出され、利用者同士の交流が刺激になり、認知機能活性化、自己肯定感向上を期待する市内初の学校型デイの取り組みだ。



小樽商科大 セミナー 生成AIが拓く医療機関の新たな可能性
基礎から応用まで活用ヒントを紹介

  小樽商科大は、日本医療経営実践協会道支部と共同で、「北海道病院経営アドミニストレーター育成拠点シンポジウム」を同大札幌サテライトキャンパスとオンラインによるハイブリッド形式で開催した。「生成AIが拓く医療機関の新たな可能性」がテーマ。基調講演では、辻真太朗InsightBraid代表/同大客員研究員が「医療機関×生成AI 基礎から応用まで、活用のヒントを探る」と題して講演した。



●AJMC 医師の働き方改革調査 負担軽減へ医師961人増員 研究週平均5時間以内が6割

●十勝リハビリテーションセンター AIで運転再開予後を検討

  高次脳検査とDS組み合わせで高い精度

●ソルウェイズ こども未来支援拠点がオープン ショートステイ、ホスピス等でサポート

●肥満学会 女性の低体重/FUSステートメント公表 診断基準や介入プログラム充実を

●日高町・ワイズパーク富川 デイ活動を動画撮影・発信 利用者に役割意識、生きがい創出

●協力医療機関制定状況 特養は過半数、老健7割─厚労省調査

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