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道内病院23年度病床 一般434床、療養205床等、1年間に723床ダウン
遠紋、上川中部、南渡島など変動高く ほか

2024年7月8日

道内病院23年度病床 一般434床、療養205床等、1年間に723床ダウン
遠紋、上川中部、南渡島など変動高く

 道の病院現況調査に基づく本紙集計では、4月1日現在の病院数は536病院で総病床数8万9552床となっており、2023年度の1年間で723床減少した。種別は、感染が4床増えたものの、一般が434床、療養が205床、精神が82床、結核が6床、それぞれダウンとなった。変動は遠紋、上川中部、南渡島、札幌、留萌の順に高かった。



勤医協札幌 「だれでもトイレ」「制服トライアル」実践
多職種でLGBTQ啓発

 札幌市白石区の勤医協札幌病院(小市健一理事長、尾形和泰院長・74床)は、LGBTQチームを結成。医療従事者のセクシュアリティ(性の在り方)の理解不足による当事者の受診控えなどに対し、全ての人がかかりやすく、全ての職員が働きやすい組織づくりを目指すとともに、お互いの個性や多様性を認め合い、 誰もが生きがいと誇りを持つことができるよう活動している。



全道から地域へプロボノで共生社会づくり
全国デイ・ケア研究大会 橋本大会長が講演

 第48回全国デイ・ケア研究大会(大会長・橋本茂樹札幌渓仁会リハビリテーション病院院長)が、札幌市で開かれた。大会長講演で、橋本会長は「Be ambitious!一歩先へ 私のこれまでの地域活動」と題して、これまで続けている、自身の専門知識やスキルを活用した社会活動(プロボノ)を紹介。活動範囲を全道から地域へと狭めていく中で、リハビリサービスの向上から、共生社会づくりへと、その活動の変遷を紹介した。



診療面での役割、関係構築にも貢献 精神科医療のロボット活用
精神神経学会シンポジウム

 第120回日本精神神経学会学術総会(会長=河西千秋札医大神経精神医学講座教授)が札幌市で開かれた。一般シンポジウム1「精神科医療においてロボットがこれから治療場面で果たしていく役割」では、5人のシンポジストが発言。熊﨑博一長崎大教授が「精神科治療を目指したロボット研究の現状」、河原達也京大教授が「精神科デイケアにおける傾聴対話ロボットの研究開発と実証実験」について話した。



縁をつなぎ、地域支える 介護福祉タクシー悠愛 岩見沢
地域密着型デイ開設 集いの場と運動機会創出

 岩見沢市内で20年近く介護福祉タクシーを柱に事業展開する悠愛が、地域密着型通所介護「悠愛」を4月に開設した。縁をつなぎ、地域の高齢者や障害者を支えてきた鎌田勇代表取締役は82歳の現役ドライバー。拠点を構える北本町を「岩見沢で一番住みやすい、安心して最期を迎えられるまちにしたい」の思いで新規事業に挑む。



特定集中治療室管理料 日病調査
3、4から届出変更が6割超 平均1916万円の減収に

 日病が6月に行った2024年度診療報酬改定に伴う特定集中治療室管理料の見直しに関する緊急調査結果によると、約半数の病院が管理料の変更を届け出ており、該当病院平均で1916万円の減収が予想されるとしている。



●新たな地域医療構想策定へ 地域の類型ごとに提供体制モデル

●孝仁会 コープさっぽろと包括連携協定 道内各地で健診事業展開へ

●名寄市立総合 サイバー攻撃対策 ゼロトラスト型セキュリティー導入

●雄武町の元町長 医師派遣事業を開始

●特養コスモス苑 札幌市豊平区 家族意向に応え施設内葬儀

 看取りケアの延長 実施規定を設け仕組み化

●マイナ保険証一時金上限引き上げ 病院40万円・診療所20万円に

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