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エッジAI型センサパッチ インターネット環境に依存せずにデータ送信
災害時、遠隔医療への応用へ ほか

2025年1月27日

エッジAI型センサパッチ インターネット環境に依存せずにデータ送信
災害時、遠隔医療への応用へ

  北大情報科学研究院の竹井邦晴教授らの研究グループは、エッジAI型センサパッチを開発した。絆創膏のように薄く柔らかいパッチに、心電図などバイタル情報をリアルタイムに解析するセンサを搭載。刻一刻と変化するバイタル情報の解析結果をBluetoothでスマートフォンに送信し、AIが解析して常時表示するシステムで、インターネットが使えない災害時や遠隔医療などへの応用が期待されている。研究成果は、Device誌に掲載された。



十勝リハビリテーションセンター 7床増床し回復期206床に 道東地域を幅広くカバー

  帯広市の十勝リハビリテーションセンター(橋本郁郎理事長、白坂智英院長)は、増加するリハビリ需要に応えるため、病床数を7床増やし、206床とした。さらに個室の数を増やし、感染対策を強化するなど、入院環境の改善を図った。回復期リハビリテーション病棟として同病院は、道内最大規模となり、十勝管内だけでなく、釧路、北見、網走など広域からの患者受け入れ体制を強化することを目指す。



寿都町 定期巡回・随時対応型サービスで在宅看取り増
看護師がサービス立ち上げに奔走 医療、介護、行政の橋渡し役に

  寿都町は2023年8月から介護保険の定期巡回・随時対応型訪問介護看護サービスをスタートした。これまで看取りは医療機関に頼ってきたのが、訪問介護と訪問看護を活用しながら住み慣れた在宅で看取る事例が増えてきた。サービス立ち上げに奔走したのが、看護師兼ケアマネで株式会社青空の代表取締役でもある田中みゆき氏。個別ケースを支援するのに医療、介護、行政を巻き込み、町内初となるサービス開設に奮闘した。



道立5病院24年度上半期 医業収益は患者減少等で2.2%ダウン

  道立病院の事業改革プランの点検を行う事業推進委員会が開かれ、5病院における2024年度上半期の評価を公表した。入院では江差と緑ヶ丘、外来では羽幌と子ども総合医療・療育センターで、患者数が増加したものの、全体数では前年同期に届かず、入院収益が1.7%減、外来収益が2.8%減となり、医業収益は2.2%ダウンした。医業費用は医薬材料費や医療機器等の借上料上昇などの影響で3.2%増となった。



地域活性化・社会課題解決へ 函館市社協と道教大函館校 包括連携協定を締結

  函館市社協と道教育大函館校は2024年11月、共同で地域活性化や社会課題解決を図るのを目的に包括連携協定を締結した。同12月には締結後、初の事業「福祉のまちづくりボランティア養成研修」を同校で実施、今後も双方の持つ資源活用と連携による地域福祉向上事業展開を検討している。



●救命救急C充実段階評価 5項目を新設、25年度に試行調査

●あかびら市立 せん妄発症に外気温が影響 環境整備で睡眠の質向上へ

●道看協 看護師と介護士の連携で質向上 特養看護師らが実践発表

●要介護度改善加算創設を提言 日慢協 100億円/月の改善効果

●札幌市 高齢者スマホ教室で世代間交流 介護予防センター月寒

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