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ループス腎炎の重症化メカニズム解明 ILCが関与 ヒトでも存在確認
札医大・神田講師ら共同研究 ほか

2024年9月30日

ループス腎炎の重症化メカニズム解明 ILCが関与 ヒトでも存在確認
札医大・神田講師ら共同研究

 札医大免疫・リウマチ内科学教室の神田真聡講師は、ループス腎炎と呼ばれる全身性エリテマトーデス(SLE)の臓器炎症の重症化に、自然リンパ球(ILC)が関与していることを世界で初めて明らかにした。ドイツのシャリテ大、マックスデュルブリックセンター、ドイツリウマチセンターの国際グループとの共同研究で、国際科学誌「Nature」にオンライン掲載された。



高齢者肺がん術前リハビリ 函館五稜郭 高橋病院と連携構築

 函館市の函館五稜郭病院(髙田竹人理事長、中田智明院長・480床)は、高橋病院(高橋肇理事長・119床)と連携し、高齢肺がん患者の術前リハビリを開始。急性期・回復期の両病院での連携は国内でも珍しい取り組みで、術前に呼吸機能や体力向上のトレーニングを行うことで、術後の合併症減少や自宅でのADL能力が術前まで戻るなどの効果が得られている。



札幌市東区 看護師2人が「暮らしの保健室」開催
地域全体の健康とまちづくりに向き合う

 札幌市東区のみきファミリークリニックの看護師と訪問看護ステーション禎心会東の看護師の2人が、2023年5月から同区のコミュニティカフェ「ハッピーハッチ」で、月1回「暮らしの保健室」を開いている。気軽に話せる雰囲気づくりによって生活の困りごとが見えるなど、地域全体の健康とまちづくりに向き合っている。


病態理解した治療選択を 患者教育の重要性指摘
透析そう痒症でシンポ─道透析療法学会

 第101回北海道透析療法学会学術集会(会長・前野七門仁楡会札幌病院副院長)が、12年ぶりに旭川市で開催。透析そう痒症がテーマのシンポジウムでは、仁楡会札幌病院皮膚科医の藤村悠氏、市立旭川病院病棟看護師の藤渡鷹志氏、北彩都病院臨床工学技士の石塚周也氏らが、血液透析患者のかゆみ対策や医療スタッフの意識調査などの取り組みを紹介した。



北広島市にし高齢者支援センター きたひろ介護DXプロジェクト
見守り機器学ぶ遠隔サポート講座開催

 北広島市にし高齢者支援センターはIoTを活用した住みやすい地域づくり、介護事業所・施設デジタル化を推進しようと、「きたひろ介護DXプロジェクト」を進めている。今月上旬にはIoT技術を生かし遠くに住む高齢の親を見守る機器について専門職、市民が学ぶ「遠隔サポート講座」を市内で開き機能性を周知するなど、活用を推進している。

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