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北大 AI・DXで次世代医学研究体制を構築
PRISM-HU事業が始動 
研究時間の可視化と支援体制を強化 ほか

2025年10月27日

北大 AI・DXで次世代医学研究体制を構築
PRISM-HU事業が始動 研究時間の可視化と支援体制を強化

  北大は、医療現場における業務負担の軽減と研究環境整備の両立を図るための新たな研究基盤「PRISM(Platform for Research Innovation and Support in Medicine)-HU(Hokkaido University)」を立ち上げた。AI/データ駆動型の研究支援体制を整備するもので、臨床医や研究者の「真の研究時間」を確保することを目的とする。



札幌美しが丘脳外 今年もメディカルバスを運行
移動先充実で地域の足を維持

  札幌市清田区の札幌美しが丘脳神経外科病院(髙橋明理事長・58床)は昨年に続き、AI配車システムを用いた送迎実証事業「きよっちメディカルバス」を今年も運行している。複数医療機関の送迎から、バスが通らない交通空白地帯にも停留所を増設。商業施設、区役所等をつなぎ利便性の向上を図った。交通事業者や行政ではなく、病院主導の交通システムは全国的にも珍しく、一層の定着を目指すとしている。



生活習慣病管理料 中医協議論で対立
診療側 実態踏まえ柔軟修正が必要 支払側 医療資源投入量で適正化を

  中医協総会が開かれ、2026年度診療報酬改定に向けて、「外来その2」で生活習慣病管理料について議論。診療側の江澤和彦委員(日医常任理事)は、生活習慣病管理に関する点数では前回改定で余りにも大きな変更があり、現在もその対応に非常に難渋しているとして、「全国の医療機関から多数の悲鳴が挙がっている。今回改定では臨床現場の実態を踏まえた修正を優先すべきであると強く要望する」と発言。包括範囲の項目が広すぎることも、1医療機関で幅広い視点で患者管理を阻害する要因になっているとして、手直しが必要と訴えた。



「介護者を孤独にしないで」 JR東海認知症事故遺族 高井氏講演
栗山町 ケアラー支援を推進

  認知症の父親が鉄道事故で亡くなったことで、鉄道会社から損害賠償を求められた「JR東海認知症事故裁判」の遺族、高井隆一氏を招いたケアラー支援講演会が栗山町内で開かれた。高井氏は父の介護や最高裁で逆転勝訴に至った経緯を振り返りながら、自身の介護経験を踏まえて「介護者を孤独にしないで」と地域で支えるよう訴えた。



●地域医療構想モデル推進区域 「中空知圏」 連携推進法人に向け協議開始

●とかち膵がん早期発見プロジェクト 医療者向けスキルアップ促進

 年内にもリスク診断アプリ導入

●新たな地域医療構想GL 調整会議は柔軟運営、参加者整理を

●高齢者、障害者ら多様ニーズ対応 介護ホテル「星のやど」 開設から1年半 札幌市清田区

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