2024年12月9日
北斗 尿中マイクロRNAをAI解析 高精度に早期膵臓がんを検出
帯広市・北斗病院(橋本郁郎理事長、新田一美院長・267床)は、北大、慶應義塾大、その他医療機関、民間企業とで共同研究グループを結成。で尿中に含まれるマイクロRNAをAI解析することで、従来の血液検査よりも高精度に、早期の膵臓がんを検出できることを明らかにした。研究成果は、eClinicalMedicineに掲載された。
札幌柏葉会病院がオープン smart ORなど最新技術を積極採用
ナーシングスポットで病棟作業
社会医療法人柏葉会(寺坂俊介理事長)は、札幌リードタウン平岸ベース(豊平区)で、「札幌柏葉会病院」をオープンした。柏葉脳神経外科病院の脳神経外科機能全般を継承。2つの手術室を移動するCTを備えたsmart ORなど、随所に最新技術を採用しているほか、ナースステーションを排した従来とは異なる病棟看護など、新たな医療の展開に向けさまざまな取り組みを行う。
帯広市内4病院 感染対策向上でエリア担当制導入
パンデミック時に迅速対応へ
帯広市内で感染対策向上加算1を算定する4病院所属の感染管理認定看護師らが中心となり、感染対策連携施設についてエリア分けを実施。4つのエリアにそれぞれ加算1算定施設が担当窓口となることで、パンデミックが発生した際に迅速な対応を可能とするほか、平時におけるカンファレンスなどの利便性向上を図っている。
ヘルニアを学ぶ会 修復術にダビンチ 高位切開時の剥離操作に有効
第17回日本ヘルニア学会道支部総会「ヘルニアを学ぶ会」(当番世話人・植木知身、小樽掖済会病院外科)が、小樽掖済会病院で開催された。『ロボット手術』をテーマに、恵佑会札幌病院ロボット内視鏡センターのサシーム・パウデル氏と、市立東大阪医療センターの谷田司氏が、ダビンチを用いたロボット支援下鼠径ヘルニア修復術「R―TAPP(RobotTAPP)」の導入事例を報告した。
協力医療機関との連携体制 特養約半数が対応済み
─福祉医療機構24年度介護報酬改定アンケート
福祉医療機構は2024年度介護報酬改定に関するアンケート調査結果をまとめ、公表した。特別養護老人ホームで体制整備が求められた「協力医療機関との連携体制」(経過措置27年3月末まで)について、約半数の事業所が「連携済み」であることが分かった。
新たな地域医療構想 精神医療を位置付けへ 厚労省PT取りまとめ
厚生労働省は「新たな地域医療構想において精神医療を位置付ける場合の課題等に関する検討プロジェクトチーム」は第2回会合を開催。新たな地域医療構想に「精神医療を位置付けることが適当である」とする案を示した。
●札医代議員会 2月に災害トリアージ訓練 危機管理体制強化へ
●札幌徳洲会 手術室シミュレーション訓練 容体急変対応の不安払拭へ
●札幌市立大研究G AI技術用いた実証研究 高齢者の移動・訪問サービスでPH増進
●40年に求められる医療機関機能 四病協 6区分イメージ案提示
●札幌清田区で「チームデイ清田」発足 連携強化、安心な地域実現へ
●総合経済対策閣議決定 医療現場等のさらなる賃上げ支援