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急性期一般入院料1 23年は4病院738床減
札幌圏2病院が新規算定も計26床減に ほか

2024年3月4日

急性期一般入院料1 23年は4病院738床減
札幌圏2病院が新規算定も計26床減に

 道厚生局の資料に基づく本紙集計によると、1月1日時点で、道内で急性期一般入院料1を算定する病院数は89病院1万6791床で、前年同月と比べて4病院738床減った。2次医療圏別にみると、最も多く減少したのは北網で174床減少した。



履信会 豊平区にりしん会整形外科4月オープン 法人の病床を集約し51床

 医療法人社団履信会(井本憲志理事長)は、りしん会整形外科病院を札幌市豊平区平岸6条9丁目に4月1日、開院する。同法人が市内で運営する整形外科などの病床を集約させて、51床の病院として展開する。



北大・松田教授G 新たなT細胞活性化のメカニズム解明
STAP‐1発現量が自己免疫疾患に影響

 北大薬学研究院の松田正教授、北科大薬学部の柏倉淳一教授らの研究グループは、STAP‐1がTCRシグナル伝達を担う分子と直接結合してT細胞活性化を促進することを発見。さらにSTAP‐1の発現量によって、自己免疫疾患の増悪化が左右されることも明らかにした。研究成果は、The Journal of Immunology の Next in the JIに2月5日付で公開された。



栗山町がヤングケアラー出前講座 子どもたちへ「助け求める力」つける

 栗山町は2023年度から町内小中高校で「ヤングケアラー出前講座」に取り組んでいる。同講座は、町が21年4月施行のケアラー支援条例を根拠に設置したケアラー支援推進計画に盛り込んだ事業。ヤングケアラーへの理解を深めるとともに、子どもたちが家族などのケアで負担を感じた時に、周囲の大人に助けを求める発信力を身に付けてもらうのが狙いだ。



働き方方改革実践事例報告セミナー
牧野氏 ロボット活用などで効率化 和泉氏 時短計画に沿って着実実行

 4月からの勤務医の時間外・休日労働時間の上限規制を目前に控え、道医療勤務環境改善支援センター、道労働局、道が主催、道医が共催する「医療機関における働き方改革実践事例報告セミナー」が札幌市で開かれた。名寄市の和泉裕一病院事業管理者が「名寄市立総合病院における医師の働き方改革への対応」、旭川赤十字病院の牧野憲一院長が「ICTを利用した働き方改革~RPA・AIは効率性と質改善に貢献する~」をテーマに講演。人手不足が懸念される2040年問題が立ちはだかっていることから、先を見据えた院内取り組み、地域連携の必要性を訴えた。



●がん診療連携拠点病院 帯広厚生 特例型から一般型へ

●市立旭川 高精度放射線治療装置導入 患者、プラン数2割増

●日本集中治療学会 創立50年、企画多彩─札幌で14日から

●わおんナース札幌 セラピー犬と共に回る訪問看護 生活意欲向上、リラックス面で効果

●「認知症で困った」9割超 対がん協会256病院調査


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