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病院1床当たり19.5万円を支援 診療所1施設32万円
25年度補正予算案閣議決定 賃上げ・物価上昇対応 ほか

2025年12月8日

病院1床当たり19.5万円を支援 診療所1施設32万円
25年度補正予算案閣議決定 賃上げ・物価上昇対応

  政府は、2025年度の補正予算案を閣議決定した。「医療・介護等支援パッケージ」は1兆3649億円(医療1兆368億円、介護等3281億円)を計上。①医療機関・薬局における賃上げ・物価上昇に対する支援5341億円②施設整備の促進に対する支援462億円③福祉医療機構による優遇融資等の実施804億円④医療分野における生産性向上に対する支援200億円⑤病床数の適正化に対する支援3490億円⑥出生数・患者数の減少等を踏まえた産科・小児科への支援72億円─などが盛り込まれた。



高齢男性の運動教室参加率4分の1
不参加理由6割が「興味ない」 石狩市・花川 当別町で調査

  石狩市の花川病院(生駒一憲理事長・180床)の本庄陽葵理学療法士は、当別町内の高齢男性を対象に運動教室参加に関する調査を実施した。多くは運動教室が行われていることを知っているものの、参加は4分の1にとどまり、参加率の低さが浮き彫りとなったほか、不参加の理由の多くが「興味がない」ことが分かった。



医療事故調査制度導入10年 解剖実施率6割弱
死後画像診断活用で向上を 道厚生局 医療安全ワークショップ

  道厚生局は、医療安全に関するワークショップをオンラインで開催した。2015年の医療事故調査制度導入10年の成果、課題について、医療事故調査・支援センター常任合議支援医を務める南須原康行北大病院長が報告した。



日本能率協会 病院経営課題の実態調査 
外来・入院収入 4割がコロナ禍前に戻らず 経費負担大、資金調達も難しく

  日本能率協会は、病院経営課題の実態調査2025の結果を公表した。4割の病院は前年度の外来・入院収入がコロナ禍前に戻らず、支出の拡大によって経営状況を圧迫しているほか、人件費やその他の経費の負担が大きく、資金調達も難しくなっている現状が分かった。



ケアマネジメント利用者負担 27年度導入へ具体案
社保審介護保険部会 意見割れ、結論持ち越し

  厚生労働省は2027年度介護保険制度見直しで、制度持続可能性の観点からケアマネジメント利用者負担を導入する方針を示した。第129回社会保障審議会介護保険部会で導入に向けた具体案を提示・これまで繰り返し議論されてきたケアマネジメント有料化について、同省が具体的内容に踏み込んだ案を示したのは初めて。委員の意見は割れ、結論は持ち越された。



内科系疾患配慮の看護必要度 A・C項目追加や救急重みで評価
厚労省がシミュレーション

  2026年度診療報酬改定に向けて、中医協総会が開かれ、厚生労働省は一般病棟用「重症度、医療・看護必要度」(看護必要度)について、内科系疾患のA・C項目追加や、救急搬送患者受け入れに重みを増して評価する見直し案のシミュレーションを示した。


●実調24年度損益率 一般病院マイナス7.3% 医療法人立 診療所4.8%と大幅減

●認知症患者の想いでに「お邪魔する」姿勢で メンタルケア札幌・鎌田事務長が講演

  ─全道傾聴フォーラム

●カスハラ認識のズレ深刻 チームで情報共有が重要に 道医が講習会

●札医代議員会 医療・介護体制維持できない 適切な改定求める姿勢強調

●「諦めたくない」思いを引き出し個別リハ実践 地域密着型「リハビリデイサービスネバギバ」

  ─札幌市白石区

●一般病院長給与2.1%減少 医師1485万円、看護職541万円 24年度実調調査

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