2026年3月16日
道内の看取りや訪問看護 初めて減少
コロナ禍での急増が影響か 道レセプト分析
道内の訪問診療件数、在宅療養支援診療所(在支診)や在宅療養支援病院(在支病)が増加している一方で、看取りや訪問看護の件数、訪問看護ステーション職員数が初めて減少した─。道はレセプトデータなどから、このような本道における在宅医療状況を、道総医協地域医療専門委員会在宅医療小委員会で報告。近年の件数低下について、委員から「コロナ禍における伸びがかなり大きかったことから、その影響が出たのではないか」との意見も出された。
医療記録AIを開発 診察しながら話すだけで自動入力
救急現場の業務負担軽減 札幌徳洲会 平山副院長
札幌市厚別区・札幌徳洲会病院(奥山淳院長・301床)の平山傑副院長(救急科部長)は、救急医療の最前線で日々患者と向き合う中、記録業務の負担軽減と情報の一元管理を目指し、医療記録AI「コエレク」を開発した。スマートフォンに医師の発話や会話をリアルタイムで記録し、診療カルテに自動変換する。診察しながら話すだけで記録が完了する手軽さが特徴だ。
道内市立病院26年度整備計画 三笠、改築28年秋開院向け着工
釧路新棟27年来夏、岩見沢新病院28年秋稼働へ
本紙のまとめた、道内市立病院の主な2026年度施設・機器等整備計画によると、三笠が改築に今夏に着工し28年10月オープンを目指す。既に着工している釧路の新棟は27年7月、岩見沢の統合新病院は28年10月オープンに向け建設工事を進めている。
地域枠は恒久定員内設置推進 広域連携型PG活用の有効性も
医師養成過程の議論取りまとめ
厚生労働省は、医師養成過程を通じた医師の偏在対策等に関する検討会における「医師確保計画策定ガイドラインの見直しに向けた医師養成過程の取組に係る」議論のとりまとめを公表した。地域における医師不足解消や医師偏在是正、地域での安定的な医師確保へ、「必要な地域枠等を設置する場合は、原則として恒久定員内での設置を進める」「特に医師少数県や地理的条件その他の事情から、やむを得ない事情のある都道府県は臨時定員の活用も考慮する」と明記。医師少数県等の地域病院で2026年度から新たに開始する「広域連携型プログラム」による地域定着の有効性なども盛り込んだ。
介護と競技の両立支援 デュアルキャリア採用で人材確保
訪問介護ホームケアサプライ 札幌市東区
同社は23年4月に北翔大ソフトテニス部とスポンサー契約。遠征や練習などにかかる経済的な支援を行ってきた。その後、「頑張っている若者を応援したい」との思いから、スポーツや文化活動に取り組む若者を介護職として雇用し、両立を支援する同採用を開始。25年4月、同部OB、鈴木爽太さんを新卒採用した。
26年度診療報酬改定告示 新設の「看護・多職種協働加算」
病棟配置の専門職イメージ示す
厚生労働省は、2026年度診療報酬改定の官報告示を行った。
今回新設される多職種が病棟で協働する体制の評価「看護・多職種協働加算」について、当該病棟において、1日に患者に指導および診療の補助を行う看護職員、他の医療職種(理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、管理栄養士、臨床検査技師)の数は常時、入院患者の数が25またはその端数を増すごとに1以上、曜日や時間帯による傾斜配置が可能とした。
●新医療構想GL 必要病床数算出 効率化や稼働率推進へ 急性期84%、高度急性期79%
●札幌ふしこ内科透析クリニック 食べることが治療のモチベーションに
美味しい透析食でサポート
●回復期リハビリ成果を「見える」 花川 動作解析システム導入
●札医大 DX本格着手から2年 横のつながり創出で一体化など成果
●「施設らしくない」雰囲気 千歳市・介護付きホームふれあいの里蒼華
TNふれあいケアサービス
●赤字の病院経営法人48.2%に上る 地域別は本道が最も悪く─東京商工リサーチ調査