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道内回復期リハ 233床増4174床に
5月時点 札幌一極集中が顕著 ほか

2025年6月16日

道内回復期リハ 233床増4174床に 5月時点 札幌一極集中が顕著

  本紙調べによる、道内の回復期リハビリテーション病棟の5月15日時点の状況は、4174床で、前年同期と比べて233床増加している。区分別では、入院料2・5が増えた一方で、1が減少。2次医療圏でみると、札幌は2000床を超えているが、算定病院が1施設もない圏域が7圏域となっており、偏在が課題となっている。



北大病院 道内初の組織移植医療部を設置
安全・公平性の確保に向けた基盤づくりへ

  北大病院(南須原康行院長・967床)は、組織移植医療部(組織バンク)を立ち上げた。組織移植を行うための独立した部門としては道内初となる。組織移植医療部長には、これまで数多くの臓器移植を行っている嶋村剛診療教授が就任。移植に用いる組織の加工、保管、管理、供給だけでなく、道内での組織移植の普及や安全性・公平性の確保に向けた基盤づくりも進めていく



セル看護推進研究会第1回道地方会 飯塚病院の須藤会長が講演
限りある資源で、最大パフォーマンスを発揮

  砂川市立病院(平林高之事業管理者、横田良一院長・492床)を中心に発足した「セル看護推進研究会」の第1回北海道地方会が、札幌市のアスティ45で開催された。セル看護提供方式を開発した飯塚病院(福岡県)の須藤久美子会長が基調講演を行い、同病院での取り組み事例を交えて、業務効率化につながる具体策を紹介した。



医療AI特別講演 陣崎氏 院内DXや組織構築解説
生成AIで開発と実装の距離縮小

  北大ヘルスケアAIXイノベーションセンター主催の医療AI特別講演が札幌市で開かれ、慶応大病院の陣崎雅弘放射線科学教授が「当院のAIホスピタルの現状と医療DXの今後」をテーマに、医療DX推進のポイントを解説、組織構築や対象設定の重要性を説いた。



新ひだか町社協 GSW養成開始から12年
連携深めて地域支援、町民ボランティア交流も

  新ひだか町社協が2014年度に「ジェネラリスト・ソーシャルワーカー(GSW)」養成を開始し、12年目に入った。生活緊急SOS事業など、経済的課題を抱えた町民個々のニーズに寄り添う個別支援を展開、養成研修を通じてGSW相互の連携が深化した。近年は複合課題に対応するため、GSWが連携して地域支援に取り組むなど、活動は深まりをみせている。



社会福祉連携推進法人の要件緩和提案
中山間・人口減少地域での事業参入促す

  2040年に向けた介護・福祉提供体制に関する検討会が開かれ、厚生労働省は、中山間・人口減少地域における社会福祉連携推進法人の事業要件を緩和する方針を示した。



●連携推進法人へ準備委 江別市と渓和会 道内5番目目指す

●発寒リハビリテーション 高負荷・高強度のリハ提供 質の高い療法士を育成

●道看護教育施設協総会 受験者総数が増加に 金子会長 意義深い兆しと評価

●伊藤財団 交流等助成67件・2396万円を採択 学術賞は玉腰北大教授

●西区 まごころ リハ専門デイ、サポ露市内10拠点展開

 柔道整復師視点で「トリガーポイント」着目

●医業経営セミナー

 三好氏 病院の電子処方箋普及に期待 藤原氏 法人内の医療DX効果を紹介

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