2025年2月10日
道内病院病床 半年で701床ダウン
24年度上期変動状況 一般434、療養165、精神66、結核36床減
道の病院現況調査(2024年10月1日現在)に基づく本紙集計によると、病院は531施設、総病床数は8万8851床となり、24年度上期で701床の減少。種別は、一般が434床減、療養が165床減、精神が66床減、結核36床減で、感染症は変動がなかった。
手稲渓仁会 新指標「VMTスコア」を検証 弁の開放タイミングで簡便に心不全診断
札幌市手稲区の手稲渓仁会病院(成田吉明理事長、古田康院長・670床)心血管エコーセンターの岩野弘幸センター長を中心とした、北大病院超音波センター、神戸市立医療センター中央市民病院、心臓病センター榊原病院、順天堂大病院の研究グループは、心房細動症例における心不全診断に新たな心エコー指標である「VMTスコア」の有用性を検証。従来の指標よりも簡便で良好に診断できることが分かった。
札幌市災害医療体制検討部会
HOT受け入れ意向調査へ 透析医療機関車両の活用も
札幌市医療体制審議会は、災害医療体制検討部会を開き、災害時の在宅酸素療法(HOT)患者受け入れ協力医療機関の指定に向け、市内全施設に意向調査を行うことを報告した。
室蘭市・地域密着型デイちょう庵 報酬得られる「働(わく)レク」実践
野菜選別・袋詰め、箸袋作製など
室蘭市で2024年10月に開設した地域密着型通所介護「ちょう庵(あん)」は機能訓練とレクリエーションの一環で、利用者が軽作業を行い少額ながら報酬を得られる「働(わく)レク」を実践している。利用者が作業を通して自然に手先を動かす機会になるほか、社会参加と地域貢献の場として利用者の自己効力感向上にもつながっている。
診療所「医療DX」負担感大きい 補助金や診療報酬上の手当を─日医調査
日医が診療所を対象に行った医療DXに係る緊急調査によると、「ICT対応に係る負担感が大きい上、ICT人材は不足し、システム事業者に払う費用負担も重荷となっている」との4454診療所の回答結果を公表した。国や自治体からの補助金や診療報酬上の十分な手当がないと、医療DXの推進は困難な状況と訴えている。
●医療DX推進体制整備加算 6段階に再編、マイナ実績要件引上げ
●旭川赤十字病院 胸部Ⅹ線検査にAI導入 画像解析でスタッフの負担軽減
●シーリング等によって制度定着─専門医機構渡邊理事長
●地域ニーズ対応、機能活かし安心実現 小規模多機能ホーム花緑すずらん館─苫小牧
●学術賞、交流等助成を募集 伊藤財団3月21日まで