top of page

道内薬剤師の偏在 36年度までに是正 道が薬剤師確保計画素案
少数区域から全圏脱出 病院薬剤師の確保充実へ ほか

2025年1月13日

道内薬剤師の偏在 36年度までに是正 道が薬剤師確保計画素案
少数区域から全圏脱出 病院薬剤師の確保充実へ

 道は、「北海道薬剤師確保計画(素案)」を公表した。「住民・患者の視点に立って、良質かつ適切な医療を効率的かつ継続的に提供する体制の確立」に向けて、本道における薬剤師の地域偏在や業態偏在を、2036年度までに是正するとしている。



釧路三慈会 経皮的レーザー椎間板減圧術を開始
道内初導入の最新機器で日帰りヘルニア手術

 釧路市の釧路三慈会病院(西池淳院長・126床)は、道内で初めて最新レーザー機器を導入し、椎間板ヘルニアに対する経皮的レーザー椎間板減圧術(PLDD)を開始した。従来のレーザー機器と異なり、アーチ状に加工されたレーザーファイバーの先端にエネルギーを集中させて、その範囲で髄核を蒸散できることから、安全性が格段に向上し、治療効果も高く、手術時間も大幅に短縮されたという。



終末期と重い障害を持つ子ども支援 道シンポ ホスピスの理解求める

 道は「生命を脅かす疾患や重い障がいと共にあるこどもに対する支援活動についてのシンポジウム」を札幌市内で開いた。基調講演では大阪市立総合医療センターの多田羅竜平緩和ケアセンター長が終末期の子どもを支える緩和ケアと子どもホスピスの役割を解説。パネルディスカッションでは道内の支援団体が意見交換し、子どもホスピスへの理解が広がることを求めた。



函館・デイ白ゆり美原 送迎業務支援システム導入 計画・ルートをAI自動作成

 函館市内で最大規模となる定員70人の通所介護「デイサービスセンター白ゆり美原」は、送迎計画とルートをAIで自動作成する業務支援システムを2024年4月に導入、送迎業務にかかる手間や時間効率化を実現している。1事業所で先行導入し、3カ月後には市内と近郊全4事業所に拡大。24年12月からは、札幌市にある同グループ通所介護3事業所でも導入した。



医師偏在是正に向け 総合的な対策パッケージ 厚労省が策定

 厚生労働省は、医師偏在の是正に向けた総合的な対策パッケージを策定した。「経済的インセンティブ、地域の医療機関の支え合いの仕組み、医師養成過程の取組等の総合的な対策」「医師の柔軟な働き方等に配慮した中堅・シニア世代を含む全ての世代の医師へのアプローチ」「地域の実情を踏まえ、支援が必要な地域を明確にした上で、従来のへき地対策を超えた取り組み」を掲げ、全ての関係者が協働して医師偏在対策に取り組む、施行後5年目途に対策効果の検証を行うとしている。



●D to P with N診療補助評価 25年度中に結論・措置─規制改革推進中間答申

●寿都診療所 町内唯一のリハビリ職がケアマネ兼務

  医療ニーズの高いケアマネジメントを提供

●25年度予算案閣議決定 社会保障関係費1.5%増38兆2778億円

  過去最高更新 医療は0.8%増

●昭和レトロテーマに回想効果期待 明日も行きたくなるデイうるおい中の島

●高齢者救急問題の対応策を提言 救急医学会など14団体

bottom of page