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道医代議員会 長期収載品の選定療養 国民目線で慎重な議論を ほか

2024年6月24日

道医代議員会 長期収載品の選定療養 国民目線で慎重な議論を

 道医(松家治道会長)は、第167回定時代議員会をウェブ併用で開催した。代表・一般質問では、長期収載品に関する選定療養について、慎重な検討のほか、2024年度診療報酬改定で新設された生活習慣病管理料Ⅱの算定を巡り、療養計画書や請求方法などを国に働きかけていく考えを示した。



釧路三慈会 クーリーフ、道内で初導入 膝関節症に威力発揮

 釧路市の釧路三慈会病院(西池淳理事長・126床)は、「クーリーフ疼痛管理用高周波システム」を4月から導入した。ラジオ波焼灼療法を用いた同装置は、変形性膝関節症(膝OA)の慢性疼痛に対し、末梢神経を焼灼して除痛する。同病院は道内第一号の実施機関として、すでに3症例治療を行った。



白老町で出産後の不安に寄り添う 宿泊型産後ケア助産院「みなも」オープン

 胆振管内白老町の長島英津子助産師は、自宅横の空き家を改修し、5月から宿泊型産後ケアを提供する助産院「みなも」をオープンした。胆振・日高エリアで宿泊型を提供する助産院は初。開院して2カ月に満たないが、慣れない育児によって疲弊し、不安を抱える母子20組余りの利用があったという。「出産後の不安に寄り添い、育児が軌道に乗るまで支援していきたい」とし、医療機関との連携も見据える。



法の視点からケアを考える 井川氏 代替案の十分な検討必要
─道抑制廃止研究会

 道抑制廃止研究会(会長・梅津光香定山渓病院看護部長)は、第26回研究会をウエブ開催した。札幌ことぶき法律事務所の井川寿幸弁護士(道高齢者虐待防止推進委員会委員長)が「裁判例から考える身体拘束」について講演。身体拘束に関連する判例を通して、ケアするスタッフも守られ、少しでも不安なく身体抑制廃止への取り組みができるよう、法の視点を踏まえた対応を紹介した。



札幌市厚別区 3社会福祉法人が買い物ツアー再開

買い物で困る高齢者、送迎車で支援


 札幌市厚別区青葉地区の自治会「青葉町E・F団地あさがお会」住民を対象にした買い物ツアーが4年ぶりに復活した。住民送迎には、地域に根差した3つの社会福祉法人が車両とドライバーを出して協力。地元法人が垣根を超えて地元自治会に力を貸し、買い物に困る高齢者を商業施設まで送迎した。複数法人が連携して高齢者の移動を支援する、全国的にも珍しい取り組みだ。



●新設「地域包括医療病棟」 転換予定3.9%・検討中14.1%

●さっぽろ南大橋クリニック 7月中旬に分院オープン 透析20床完全個室

●苫小牧市立 NPPV看護のマニュアル整備 マスクケアの質が向上

●精神保健指定医の業務評価予算を 日精協 25年度に向け12項目要望

●小樽メルシー 胃ろう幼児受け入れ 「富山型デイ」効果を再認識

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