ケア9月号を発行いたしました
今月の特集は…
『季節性感情障害―秋から冬にかけての気分の落ち込みに要注意』
夏が過ぎ、秋になるとだんだん気分が落ち込み、身体の調子も悪くなる…。そうした心身の変化を経験したことはないだろうか。いわゆる"うつ病"に類似するこうした症状は、もしかすると季節性感情障害と呼ばれる病かもしれない。太陽の光を浴びる量が影響を及ぼすこの疾患は、自分で気付かないうちにかかっている場合もある。季節性感情障害ついて北広島メンタルクリニック(北広島市)の穴澤龍治院長に伺った。
『相続登記を忘れずに―令和6年4月から義務化。違反すると10万円の罰則も』
相続により不動産(土地・建物)を取得した際には登記が必要となる。この相続登記が、令和6年4月から義務化されたことはご存じだろうか。正当な理由なく義務に違反した場合は10万円の過料の適用対象となる。相続登記の義務化について、くまごろう司法書士事務所(豊平区)代表の福島有也司法書士に伺った。
『アナフィラキシー―命に関わる急激なアレルギー反応』
全身で起こる急激なアレルギー反応をアナフィラキシーと言います。アレルギーを誘発する食物や医薬品の摂取、ハチに刺されることなどによって発症します。呼吸困難や血圧低下、意識障害を伴うショック状態(アナフィラキシーショック)に陥ると、わずか数分のうちに死に至ることもあり、救急処置は一刻を争います。アレルギー疾患の中で最も危険なアナフィラキシーについて北海道大学大学院医学研究院侵襲制御医学分野救急医学教室の和田剛志教授に解説していただきました。
『シニア世代からの食育―健康を維持するため食習慣とは?』
栄養バランスの良い食事を摂ることは健康維持の基本です。シニア世代がいつまでも健康を維持するためにはどのような食生活を送ればよいでしょうか?
北海道の食育コーディネーターを務める北海道文教大学人間科学部健康栄養学科の當瀬規嗣教授(札幌医科大学名誉教授)に解説していただきました。