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2024年11月26日

ケア 2024年11月号

特集記事


薬の組み合わせと逐次療法で脆弱骨折を予防

進歩する骨粗鬆症治療

 骨粗鬆症は、骨が脆くなり、わずかな衝撃でも骨折するリスクが高くなる疾患だ。近年、骨密度の低下を食い止め、骨質を改善する画期的な治療薬が続々と登場し、選択肢が格段に広がっている。薬を切り替えて継続する逐次療法の研究も進み、脆弱骨折を予防するための効果的な薬の組み合わせもわかってきた。目覚ましく進歩する骨粗鬆症の薬物治療について日本骨粗鬆症学会評議員を務める札幌清田整形外科病院(清田区)の片平弦一郎理事長に伺った。

リスクが高まる高齢期こそ一層の紫外線対策を

皮膚がん

 皮膚がんは、紫外線によるDNA損傷を主な原因として発症する。高齢になるほど発症率は高くなり、平均寿命が伸びるに伴って、患者数は増えている。目に見える部位にできるため、早期発見・治療が比較的しやすいがんでもある。皮膚がんの種類や治療について、きたむら皮膚科クリニック(千歳市)の北村真也院長に伺った。​

8年ぶりに大流行の様相 秋から冬にかけて要注

マイコプラズマ肺炎

 マイコプラズマ肺炎が8年ぶりに大流行の様相を示している。しつこい咳と発熱が特徴の細菌性の感染症で、全国的に今春から感染者が出始め、道内でも夏以降、札幌市や江別市などで患者数が急増している。罹患するのは、子どもや若年層が多いが、成人も発症し、まれに心筋炎や脳炎などの合併症を起こして重症化することがある。日本呼吸器学会認定専門医・指導医の菊地内科・呼吸器科(手稲区)の菊地英毅院長に同疾患の症状や治療について解説していただいた。​​​​


カラーグラビア /はじめての手話

 さまざまな場面で役立つ手話をご紹介します。手指の動きだけではなく、表情や口の動きにも注目しながら、実際に手話で話してみましょう。

取材協力・公益社団法人札幌聴覚障害者協会

第20回 仕事②

 今月は医療関連の仕事をテーマに、単語と会話の例文の手話をご紹介します。相手の職業について尋ねる場面などで役立ちます。

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