2025年4月11日
特養くりのさと(栗山町) 道介護福祉学校と連携密に人材確保
キャリア形成講師派遣などで入職へ
栗山町の特養くりのさとは、同町立北海道介護福祉学校との連携を密に介護人材確保に取り組んでいる。以前は、同校と距離が近く容易に学生を採用できるという「過信」から、採用が難航。若手職員の意見を反映させ介護実習での指導内容を大きく改め、昼食無料提供、ボランティアへ参加要請等、施設を身近に感じてもらう取り組みを展開。定着のため働きやすい職場づくりにも力を入れる。
デイミーナピリカ(札幌市白石区) 道産食材、月1ビュッフェ方式で意欲喚起
札幌市白石区のヒューマンフォースが同区内で運営する地域密着型通所介護「デイサービスミーナピリカ」(定員18人)は、利用者の食べる楽しみを重視し、食充実に力を入れている。年間365日運営で介護職全員が厨房に立ち毎日、手作り昼食を提供。月に1回は、ビュッフェ方式で利用者が好きなメニューを選んで味わう機会を設けるなど、食を通じて高齢者の意欲を引き出している。
連山会(仮称)が千歳市若草に特養 道が社会福祉施設整備選定施設公表
道は2025年度社会福祉施設整備事業選定施設を公表した。老人福祉施設創設は1件で、(仮称)社会福祉法人連山会が千歳市内で特養「(仮称)レラ」を開設するほか、改築1件(奈井江町)、大規模修繕3件(名寄市、釧路町、奥尻町)。
地域ケア会議で生きるファシリテーション技術学ぶ 道地域包括・在介支援センター協議会研修
道地域包括・在宅介護支援センター協議会は地域包括支援センター職員資質向上研修を札幌市中央区で開いた。地域ケア会議を円滑に進行するためのファシリテーション技術を学ぶため、金沢市地域包括支援センターとびうめセンター長の中恵美氏(社会福祉士、精神保健福祉士、主任ケアマネ)がグループワークを交えながら、参加者の打ち解ける、話しやすい雰囲気になる会議の場づくりを講義した。
外国人材受け入れ状況報告 協同組合JAPANQUALITY研修
外国人技能実習制度監理団体・協同組合JAPAN QUALITYは、外国人材採用に関心を寄せる介護事業者向け研修会をオンラインで開いた。
●医療情報ダイジェスト(姉妹紙・北海道医療新聞紙面から)
【人物】福祉ハイヤーひととき(千歳市)黒田博 代表
【連載】●地域包括ケアを実現するために―2040年に繋ぐ診療報酬改定を読み解く=50(終)
札幌西円山病院経営管理部長 大植友樹氏
●看取りの介護人類学=13
日本医療大総合福祉学部教授 林美枝子氏
●こんなときどうする!? ケアマネジメントのよくある疑問=39
ケアレジェ代表取締役 高松誠氏