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2025年6月1日

ケア 2025年6月号

特集記事

帯状疱疹
―50歳以上は要注意。加齢やストレスによる免疫力低下で発症する

 皮膚に痛みや発疹が出る帯状疱疹は、過去に水痘・帯状疱疹ウイルスに感染した人が、抵抗力が低下することで発症する。50歳以上に多く見られ、早期からの治療を行うことで治癒する。しかし、再発するケースもあり、一度かかったからと言って安心できない。すみかわ皮膚科アレルギークリニック(中央区)の澄川靖之院長に、予防法や治療法について解説していただいた。

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変形性股関節症
治療技術の進歩で早期社会復帰が可能に~痛みをがまんせずに受診を~

 変形性股関節症は、術式や治療技術の進歩によって早期の社会復帰が可能となっている。痛みを我慢して、治療をせずにいると日常生活に支障を来たすだけでなく、歩行困難となり要介護予備軍になるなど悪化してしまう危険性もある。我汝会えにわ病院(恵庭市)の井上正弘整形外科診療部長に、同疾患の治療法などについて解説していただいた。

前立腺肥大症
―超高齢化で増加を続ける有病者

 前立腺肥大症は、中高年の男性に特有の病気で、前立腺が肥大することによって尿道が圧迫され、排尿障害を引き起こす。主な症状として残尿感、夜間頻尿、尿勢低下などがある。潜在罹患者は国内に400万人以上。加齢が主な原因で50歳を過ぎたころから有病者が増え始め、年齢が高くなるほど発症率も高くなる。超高齢化社会の進行により、今後もさらに患者数は増え続けると予想されている。診断や治療法について、中田泌尿器科病院(西区)の宮島直人院長に伺った。


知っておきたい妊娠糖尿病
―安心して出産を迎えるために

 糖尿病といわれたこともないのに、妊娠してはじめて「妊娠糖尿病」と診断された。妊娠糖尿病は、妊娠中はじめて発見または発症した糖代謝異常のことで、約9割の方は妊娠中の食事療法で血糖をコントロールすることが出来ている。天使病院(東区)の糖尿病・代謝センターの高階知紗医師と産婦人科の藤枝聡子科長に病気のことや治療法について解説いただいた。

カラーグラビア /いいMONOみつけた

紫外線(UV)対策 今月は、プロ仕様から子どもも安心して使用できるUVクリームなどを紹介します。目に見えない紫外線を、避けることは難しいですが、北海道の爽やかな春から夏にかけて、紫外線とも上手に付き合っていきたいですね。

取材協力・ハンズ札幌店

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