2024年8月5日
ヘルスケアAIの地域実装へ 北大、HAIXIC設置
先端半導体と医療の融合、人材養成も同時実現
北大(宝金清博総長)は、「ヘルスケアAIXイノベーションセンター(HAIXIC)」(センター長=工藤與亮画像診断学教室教授)を6月に立ち上げた。医療・情報系教員をHAIXICに集約させ、ヘルスケアAIトランスフォーメーション(AIX)の実用化研究を推進させるとともに、学部生や院生、社会人を参加させることで、ヘルスケアAIプログラミングを理解し、研究開発を主導できる人材養成を同時に行っていく。
札幌孝仁会記念 手外科センター開設 専門性高い治療・リハを提供
札幌市西区の札幌孝仁会記念病院(齋藤孝次理事長、入江伸介院長・276床)は、整形外科(名越智副院長)内に手外科センターを開設した。日本手外科学会指導医・専門医で、豊富な手術実績を持つ阿久津祐子センター長と佐々木浩一主任医長の2人体制で、手外科疾患に積極的に対応していくほか、ハンドセラピストの育成にも力を入れていく。
亀田花園 管理栄養士の視点で排泄日誌作成 多職種と情報を共有
函館市の亀田花園病院(蒲池匡文理事長、肥川浩之院長・65床)は、多職種で排泄日誌を作成し、排便コントロールを行っている。記入方法を統一化するため、病棟カートに便性状を判別するブリストルスケール表と分量表を備えている。排泄日誌は、排便コントロールの重要なツールとして活用されている。
23年度訪問看護26万18件に 利用者数は4万9000人超え
─道総合在宅ケア事業団
道総合在宅ケア事業団の2023年度事業報告によると、54ステーション(うちサブ31、広域対応16市町村)の訪問看護件数は26万18件となり、前年度より若干減少したものの、利用者数は4万9015人と0.7%増えた。スタッフ確保が厳しい中、コロナ禍以降、訪問看護利用者が順調に増加し、23年度は再び黒字決算となった
全包括Cに自立相談支援機関併設 生活困窮者ら新規相談2.5倍に
函館市「福祉拠点」運用2年
函館市は市内全10カ所の地域包括支援センターに、市直営で行っていた自立相談支援機関を併設させる独自の仕組みで、あらゆる世代の相談に応じる「福祉拠点」として運用を始めて2年が経過した。身近な相談窓口として定着している包括Cの強みが生かされ、生活困窮者らの新規相談件数は2.5倍に増えたほか、高齢者世帯への支援をきっかけに世帯の抱える8050問題が明らかになり支援につながるなど相乗効果も現れている。
医学部長病院長会議調査 男女共同参画組織8割で設置
女性教授・准教授は微増にとどまる
全国医学部長病院長会議は、2023年度新型コロナウイルス感染症と働き方改革に伴う男女共同参画推進環境の変化の実態調査の結果を公表。男女共同参画に関する組織の設置については、設置している組織が81.5%、設置していない組織が17.3%、検討中1.2%であった。
●広域連携型プログラム 26年度は経過措置を設け対応
●旭医大病院腎泌尿器科外科 仙骨神経刺激療法で難治性疾患治療
植込みデバイスで症状改善
●医療的ケア児対応薬局 石狩市「ひろがり」が開設
●「日慢協」創設提言 強化型訪問リハビリテーション 生活再構築へ量や質確保
●Route148(イシヤ) 産福連携イベント─社会福祉法人愛敬園
●ポリファーマシー対策 病院、地域ごとに作成 厚労省が手順書