2025年6月30日
日医代議員会 松本会長 次期診療報酬改定反映を評価
物価・賃金対応分の足し算が重要
日医は第159回定例代議員会を開催。松本吉郎会長は、骨太の方針2025について、医療機関の経営危機改善に向け、「物価・賃金対応分を加算する『足し算』であることが重要なポイント」と強調。経済成長の果実として求めていた、税収等の上振れ分の活用などの要望が盛り込まれたとして、一定の評価を示した。
八雲総合 保険薬局とタスク・シェア 薬剤師不足を地域連携で解決
渡島管内の八雲総合病院(石田博英院長・310床)は、保険薬局薬剤師と連携。地域の薬剤師が手術前後の患者の服薬管理等を担うことで、限られた人数の中、病院内のさまざまな薬剤業務を担う病棟薬剤師の負担軽減につながっている。また、地域の薬剤師が術前患者をフォローすることで、休薬漏れによる手術延期や術後服用薬の再開忘れなどを回避できるようになった。地域連携によるタスク・シェアと患者支援の充実という両輪の実現は、医療従事者の不足のほか、地域偏在の解決策の1つとして期待される。
救急安心センター 24年度利用7.8%ダウン 医療機関案内が1.2倍に
札幌市は、電話による救急医療相談窓口「救急安心センターさっぽろ」の2024年度利用状況をまとめた。新型コロナウイルス感染症が5類移行後の2年目の相談件数は前年度比7.8%・9617件減の11万3692件。1日当たりも56.6件減の311.5件となった。
AI利用業務負担軽減、職員主導で働き方改革 施設・事業所実践例を共有
介事連道・東北ブロック大会分科会
全国介護事業者連盟(介事連)北海道・東北ブロック支部が札幌市内で開いた第1回ブロック大会分科会で、東北地方の住宅型有料老人ホーム、特養、小規模多機能型居宅介護等を運営する法人担当者がDX導入、人材確保・定着策など実践例を発表した。
●生活習慣病管理料(Ⅱ)計画書 記載項目の多さが課題─診療報酬改定外来医療議論
●メトロ調剤薬局 服薬サポートシステム「薬サポ」 2次元コードで誤薬防止
●人と地域が「生きる」未来を 道看協総会 タグラインを決定
●道ケアマネ協会 日ごろの疑問、悩み語り合う 「小多機カフェ」札幌で初開催