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2026年8月10日
持続可能な地域医療へ 新たな挑戦
オンライン診療、広域連携、人材育成で資源有効活用
本道では人口減少と高齢化が進み、医師や看護師の不足と偏在など、地域医療を取り巻く課題が深刻化している。そうした中、診療機能を維持しながら綱渡りの経営が求められる地域の医療機関で、限られた人材や医療資源を有効活用し、難局を乗り切ろうとする取り組みが進んでいる。
紋別町の広域紋別病院は、無医地区の郵便局を拠点に、診療看護師(NP)が患者に寄り添うオンライン診療を展開している。医療機関へのアクセスが困難な患者に医療を届ける試みだ。
赤平市、芦別市では自治体の枠を超えて地域医療の在り方を考える組織「中空知東部メディカルケアネットワーク」が、移動式医療コンテナを活用した内視鏡胃がん検診と遠隔補助診療の検証を実施した。
道北圏の医師不足を解消する広域連携の新たなアプローチとして、旭川医科大学と名寄市立総合病院、枝幸町国民健康保険病院による「玉突き支援」が始動した。片道約3時間かかる派遣医師の移動時間はほぼ半減し、負担軽減につながっている。
日高圏の救急医療を担いながら、深刻な経営難に直面している浦川赤十字病院は、医療機能の集約や人材確保に努め、地域医療の維持と経営改善を急ぐ。
道南の医療を支える函館五稜郭病院などを運営する社会福祉法人函館厚生院は「選ばれる病院」を目指し、教育環境の充実を図ることで、組織全体のレベルアップにつなげてきた。
広大な本道で動き出している持続可能な地域医療への新たな挑戦を追った。
2面 広域紋別病院(紋別用)
中空知東部メディカルケアネットワーク(赤平市、芦別市)
3面 浦河赤十字病院(浦河町)
名寄市立総合病院
社会福祉法人函館厚生院(函館市)
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