2026年8月24日
6月1日以降新設対象 保険薬局の出店規制で余波懸念

2026年度調剤報酬改定で、厚生労働省は「門前薬局等立地依存減算」を新設した。6月1日以降に新規開設・保険指定された薬局のうち、札幌市で大規模病院周辺や薬局密集地など一定の立地要件を満たす場合、調剤基本料から15点を減算する。医療機関と同一敷地・建物内にある薬局も、一定以上の処方箋集中率があれば札幌市以外でも対象となり得る。薬局の密集化や特定医療機関への依存を抑え、「門前」から地域の患者を支える薬局への転換を促す狙いだ。一方、北海道では地場チェーンが地方の医薬品供給や24時間対応などを支えており、経営への影響が地域医療に波及する懸念もある。
東北海道 釧路管内初 2孔式内視鏡下手術
身体負担軽減し早期社会復帰支援
釧路市の東北海道病院(武井純二理事長、池田清豪院長・169床)は、腰部椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症などの新たな治療法「2孔式内視鏡下手術(UBE)」を開始した。従来の術式に比べ傷口が小さく、患者の身体的負担を軽減し早期社会復帰を支援する。釧路管内で初となった1例目の手術を7月に実施しており、今後、徐々に症例を増やしていく計画だ。
札幌渓仁会リハビリ 失語症の通院患者 院内で個展初開催
地域とつながり社会参加支援
札幌市中央区の札幌渓仁会リハビリテーション病院(成田吉明理事長、橋本茂樹院長・155床)で、通院患者の個展が初めて開催された。その名も「失語症クリエイター個展」。回復期専門病院として、退院後の生活支援や地域活動を担う新たな試みとなった。
孤独・孤立対策の取り組み共有 喫茶店で創作展示、鍵預かり事業
官民連携プラットフォーム会議

行政機関とNPO法人等支援団体が連携する「ほっかいどう孤独・孤立対策官民連携プラットフォーム」は、2026年度会議を札幌市内で開いた。小樽市で、喫茶店「オタルブ」を運営するPortoParcoと苫小牧市社会福祉協議会が事例を発表し、地域とのつながりづくりの成果を共有した。
道内赤十字病院 25年度決算36億5300万円の黒字に
患者や手術増、補助などが影響
日本赤十字社北海道支部がまとめた道内10赤十字病院の2025年度医療施設特別会計決算によると、医業外や付帯事業、特別利益を含む病院収益合計は前年度比4.4%増の681億9100万円、支出合計5.2%増の645億3700万円で、36億5300万円の黒字となった。退職金給与関係の整理を行ったことで給与費が大きく減少した一方、患者数や手術件数、診療単価の増加、国の補正予算関連補助金対象病院で、大幅な収益増となった。
●中東情勢地域説明会 札幌会場は医療関係者の姿も
●カレス記念 立位で撮影可能 マルチポジションCT道内初導入
●北大病院精神科・加藤教授ら研究G 「メタバース診療システム」
●在宅医療・道医療計画進捗 「一部に努力を要する」
●地域と触れ合い心を満たすケア 滝川市・デイサービス土筆
●心音聴取など看護体験 未来の担い手へ魅力発信 道看協など主催
