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道内の病院再編 各地で議論が加速
2040年見据え、機能集約・分担へ ほか

2026年9月7日

道内の病院再編 各地で議論が加速 2040年見据え、機能集約・分担へ

 道内各地で病院再編に向けた議論が加速している。人口減少や高齢化に伴う医療需要の変化、医師・看護師など医療従事者の不足、病院経営悪化が背景にある。既に岩見沢市、室蘭市、函館市では公的病院を含む統合が決まり、旭川市でも市内5基幹病院による協議が進められている。中空知では6自治体によるネットワーク構築と地域医療連携法人設立に向けた動きも見られる。厚生労働省が7月に新たな地域医療構想策定ガイドラインを公表し、道内21医療圏に設置された調整会議でも具体的議論が進み始めている。2040年を見据え、病院単体ではなく県域の医療提供体制を持続可能にするための機能集約・分担が求められている。



巡る診療所 スタッフ増員、訪問診療機能を拡充
10月に移転新築着手27年夏オープン目指す

 札幌市手稲区で訪問診療を専門に行う、巡る診療所(飯田智哉院長・無床)は、2027年夏をめどに国道5号線沿いの同区稲穂2条2丁目にあるリサイクルショップ隣接地に移転新築する。患者像に対応するための医師・スタッフ増員を見据えた体制整備が目的。3階建て延べ約390平方メートルの施設を建設し、訪問診療機能の強化とともに、将来的には外来診療にも対応する考え。10月にも新クリニックの建設工事に着手する。



現場の安全文化醸成へ 外国人観光客対応など実践、課題を共有 
医療安全推進北海道地方会が初会合

 臨床現場の安全文化の醸成を目指す「医療安全推進北海道地方会」(会長・檜山明子札幌市立大学看護学部教授)の第1回地方会が、札幌市立大学桑園キャンパスで開かれた。医師、看護師、診療放射線技師、臨床工学技士など、全道から約50人が参加。教育講演やシンポジウムなどを通じて、医療安全に関する課題などを共有した。



外科医療確保加算消化器外科学会調査 
申請済み・準備中73% 地域医療体制確保加算2は86%

 日本消化器外科学会(齋浦明夫理事長)の会員施設調査(速報値・368施設回答)で外科医師の減少対応、診療科偏在解消、医療体制維持の評価制度として、2026年度診療報酬改定で新設された「外科医療確保特別加算」を申請済み・準備中の病院が73.0%に上ることが分かった。若手医師が減少している消化器外科、心臓血管外科、小児外科、循環器内科のうち3つ以内を特定し医師個人への手当を底上げする「地域医療体制確保加算2」(720点)は申請済み・準備中が85.7%となっていた。



タカラデポルテ 町内外有志とベトナム視察 
外国人人材定着の視点を得る

 日高町で通所介護事業所ワイズパーク富川(定員20人)を運営するタカラデポルテ(高羅正成代表取締役)は、町内外の有志に呼び掛けたベトナム視察を7月に企画・実施した。介護人材不足が叫ばれる中、外国人人材の定着実現のポイントや受け入れ体制の在り方に必要な視点を得ることが狙い。滞在中は高齢者施設などを見学し、ベトナム介護事情や人材確保に必要な要素を学んだ。



救急安心センターさっぽろ相談利用 25年度10万6333件と減少続く

 札幌市は、電話による救急医療相談窓口「救急安心センターさっぽろ」の2025年度利用状況をまとめた。相談受付件数はコロナ禍だった20年度の約16万3000件をピークに、3年連続で減少傾向が続いており、25年度は前年度比6.5%、7359件減の10万6333件だった。



●道と3医育大が連携協定締結 連携プラットフォームの基盤に

●次世代を担う子どもに医療職の魅力発信 交雄会新さっぽろ、新札幌整形外科、

  新さっぽろ脳神経外科が企画

●市中病院が担うゲノム医療の次世代標準創造へ

●厚労省 過去最大36.5兆円要求 医療・介護の人材確保、創薬・DXに重点

●利用者の尊厳大切に 輝く「キラキラシニア」へ デイサロンアリアーヌ宮の森

●妊娠・出産・産後の診療やケア 検討会10月に設置へ


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