2026年10月12日
足寄町国保 26年度 全国から16人の研修医を確保
口コミがつなぐ研修医との絆
足寄町国保病院(村上英之院長・60床)が今、全国の研修医から熱い視線を浴びている。2026年度は、自治医科大学附属病院からの8人を含む計16人を受け入れ、次年度以降も鹿児島県など全国から研修医が集まる予定だ。かつて医師確保に苦しんだ中山間地域の自治体病院が、今や全国から若手医師を惹きつける地域医療研修の人気施設へと変貌を遂げている。なぜ足寄に研修医が集まるのか。その背景には病院職員の「熱い思い」と「出会い」が隠されていた。
AIはウソをつく 薬剤の基本適応等のハルシネーション検証
萬田記念・加藤医長
医療従事者や患者の間でChatGPTをはじめとする生成AIの利用が増加している。こうした状況を受け、札幌市中央区の萬田記念病院(萬田直紀理事長、加藤雅彦院長・89床)の坂東秀訓内科医長・外来医長(56)は、専門分野である糖尿病治療の薬剤の効能・効果などについて、生成AIの回答精度、誤答(ハルシネーション)を継続的に検証している。主要な4つの生成AIを用いた1年間に及ぶ調査の結果、薬剤の基本適応に関する間違いが見つかるなど、重大なハルシネーションが確認された。
造血幹細胞移植普及推進月間 登録呼びかけ強化
毎年10月の骨髄バンク推進月間が「造血幹細胞移植普及推進月間」に名称変更した。造血幹細胞移植は白血病、再生不良性貧血などの患者に、健康な造血幹細胞を移植する治療法。造血幹細胞は骨髄、末梢血幹細胞、さい帯血に多く含まれる。今回の名称変更は骨髄に限らず、造血幹細胞移植全体の理解を広げ、ドナー登録を推進する狙いがある。
ドクヘリ中間とりまとめ案 選定や契約等を国が整理明示を
連携や共同、財政支援も必要
厚生労働省の「救急医療搬送体制等のあり方に関する検討会」は、議論の中間とりまとめ案を示した。当面は救急医療用ヘリコプター(ドクターヘリ)運航休止が生じている地域における救急医療・患者搬送体制を確保することが重要とした。その上で、運航事業者の選定や委託契約に当たって留意すべき事項を整理して都道府県等が参照できる形で国が示す、地方自治体による機体保有は広域連携や共同運用推進の妨げとならないように整合性を図り、補助金等を含めて関係省庁間で早急検討することを盛り込んだ。
注文をまちがえる料理店 道内で開催広がる
認知症当事者が接客
認知症の当事者らがホールスタッフとして客を迎える「注文をまちがえる料理店」の開催が道内で広がっている。来店者は注文の聞き間違いや提供間違いが起きても、その状況を受け入れ、認知症への理解を深めてもらう取り組みで、今年も札幌、石狩、苫小牧各市などで開かれている。
看護職員養成確保検討会 勤務環境改善をテーマに議論
希望する働き方、タスクシフト
2040年に向け、看護職員の養成・確保の在り方についての議論が、厚生労働省の検討会で今春から進められている。看護を取り巻く現状、看護職員の供給推計、求められる資質、看護学生の実習、看護師等養成所などのあり方検討を重ねてきており、第5回は「看護職員の勤務環境改善」がテーマ。働き続けるために希望する働き方、タスク・シフト/シェア、ICT活用などについて実態、先行事例などが報告された。
●インフルエンザ早期流行 札幌市内でワクチン前倒し 人員増員も
●地域連携懇話会を初開催 JCHO札幌北辰 連携体制の強化図る
●江別市立 特定行為研修開講 1期生4人が一歩踏み出す
●道医療計画見直したたき台 「周産期医療圏」設定見直しへ
精神は中核的医療機関確保明記
●道内の通所介護事業所を元気に 「どさんこデイ・カフェ」始動 道デイ協議会
●新地域医療構想見据え 機能明確化と連携促進を
小樽商科大26年度診療報酬改定セミナー
